【創作恋愛小説】17年越しのラブレター
- : 名無し物書き@推敲中? [] 2020/11/07(土) 23:23:23.06
- 初めて小説を書いてみました。
最後まで読んでいただき、気に入ってもらえたら
そのままコピペして拡散してほしいんです。
今日から毎日この時間に投稿していきます。
多分1週間くらいで完結すると思います。 - : 名無し物書き@推敲中? [sage] 2020/11/07(土) 23:27:56.62
- まずは一本目投稿します。
これは私の体験を含めた一部フィクションの作品です。
第一章
出会いから別れまで
俺の名前はたもつ。
先月32歳になったごく普通のサラリーマンだ。
25歳の時に結婚した妻と、2人の娘がいる。
パッとしない俺だったが、なんだかんだ歳をとって
家族ができた。
新卒で就職した会社を勢いでやめてしまったことも
あったが、何度かの転職の後、ようやく安定した
仕事に就くこともできた。
この話は、そんな俺がこれまで秘かに想い続けて
きた、ある恋の話だ。
高校生の頃、
そうあれは、16歳になる年の夏の頃だ。
俺は生まれて初めて一目惚れをした。
相手は地元である道東の同じ学校、別のクラスの
同学年で、俺と同じ中学出身の共通の友人に
連れられて、校内で紹介された。
俺は、一目見た瞬間から彼女に心を奪われ、
目が離せなくなったのを覚えている。
彼女の名前はなごみ。
なごみは、背が高くない俺と比べても
かなり身長が低くて、小動物みたいに懐っこい、
とにかくかわいい女の子だった。 - : 名無し物書き@推敲中? [sage] 2020/11/07(土) 23:29:49.92
- 初めて会ってからというもの、お互いに
惹かれあっていた俺たちは常に一緒に過ごしていた。
工業系の高校と短大が一貫の学校で、
女子の数が少なく、しかも人気者のなごみと
ベタベタするのは目立ってしまっていたが、
そんなことも気にしないくらい彼女が好きだった。
でも、2人は付き合っていたわけではないんだ。
在学中のその間一度も。
お互いを想い合っていることは、言葉にしなくても
感じていたし、2人ともその気持ちが行動に出て
しまっていたと思う。
ただ、俺にも彼女にも、それを相手に伝える勇気がなかった。
俺はあまりになごみが好きだったし、なごみも
同じように俺を想ってくれていた。
だからこそ、想いを伝えて、もしもフラれて
しまった時のことを考えると、踏み出す勇気が
出なかった。
学生だったその期間は、2人とも別の誰かと
付き合うことがあった。
どちらかに恋人が出来ると、どちらかはその寂しさ
や悔しさを掻き消すために違うタイプの誰かと
付き合った。
今でもバカなことしてたと思う。
ただ、俺となごみのこの微妙な関係は、ある時に
一度、終わってしまうんだ。
凡例:
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