外来語を純大和言葉にくだいてみてね 巻第三
- : 名無氏物語 [] 2014/04/03(木) 01:25:10.92:kaTJfrPh
- ギコ文スレで、カタカナの外来語や、漢語のたぐいを、
純やまと言葉に砕いてる人がいました。
【例】
電子メール→電文(いかづちぶみ)
野球→野の球(ののたま) ・・など
こんな感じで身の回りの外来語、漢語をやまと言葉に変えてください。
コンピューター、サッカー、ヒップホップ等、
急速に日本に定着し始めてる分野の専門用語などはおもしろそうです。
前々スレ: ttp://academy6.2ch.net/test/read.cgi/kobun/1010239206/
前スレ : ttp://awabi.2ch.net/test/read.cgi/kobun/1286371419/ - : 名無氏物語 [] 2017/05/19(金) 02:04:36.11:wl4hRYmt
- ありがとう! こんなにくわしく教えてもらえるとは!
うーん、これらをヤマトコトバといっていいのかどうか迷うなあ - : 名無氏物語 [sage] 2017/05/19(金) 02:50:07.50:fA73/45D
- すでにやまとことば扱い
- : 名無氏物語 [sage] 2017/05/19(金) 15:05:08.02:gn1oW2Az
- 他人の空似か、弥生時代かそれ以前の借用語だろうなあ
- : 名無氏物語 [sage] 2017/05/19(金) 22:01:22.02:NEe7hCMw
- 寺、味噌もグレー扱い?
一方で、虎、さそり、ひつじ、象(きさ)などは
日本にない事物なのになぜ和語があるんだろう? - : 名無氏物語 [] 2017/05/20(土) 02:06:38.77:sVqpg0Qm
- 象ってヤマトコトバあったのか…
- : 名無氏物語 [sage] 2017/05/20(土) 05:20:21.51:6Cq5Sgcj
- トラは朝鮮半島には居たからそちら方面から入ってきた名前ではないか
朝鮮語のホーラからとか、同じく朝鮮古語でまだらの毛皮をツルと言ったところからなどとの説がある
サソリは内モンゴルから北朝鮮あたりにも分布するからそちら方面から言葉が入ったのだろうか
南西諸島にも二種が分布するというが
野牛(ヤギュウ)→ヤギ、養牛(ひたしうし)→ヒツジ、の説も
象をキサというのは象牙の横断面に橒(きさ)(木目の文)があるため「万葉動物考」
「和名抄」に「和名 伎左」とある
天智記に「象牙(きさのき)」とある
ワニも日本には居ないが言葉はある - : 名無氏物語 [sage] 2017/05/21(日) 03:11:23.28:aOlxbDzt
- 鰐はサメのことでしょう。
- : 名無氏物語 [sage] 2017/05/21(日) 05:47:22.88:gCxFIx/d
- その話とは別に、ワニは爬虫類だぞ
- : 名無氏物語 [sage] 2017/05/21(日) 22:05:10.89:GFabpplu
- 【原語】イノベーション
【和語】 くちおこし
【付言】口(働き口、職の口)+興し・起こし。
既存の業種を拡大するのでなく、新しい業種を起こすこと。
【原語】フライパン
【和語】うちわなべ
【付言】団扇+鍋。柄の付いた浅く円形の鍋が団扇に似るので。
【原語】 エメラルド
【和語】すきまぬ
【付言】透き(すきとおった)+真瓊(ま+ぬ「翡翠」)。
どちらも同じ緑色の宝石だが、不透明な翡翠に対してエメラルドは透明なので。
古代日本では、数ある宝石の中でも特に翡翠が神聖視されていたので、
「マ(真の)」+「ヌ(宝石)」の意で造語。 - : 名無氏物語 [sage] 2017/05/27(土) 22:54:19.89:lTpUzHNe
- 【原語】リクライニングシート
【和語】 せまましじ
【付言】背+儘+榻(しぢ=腰掛け)。
「気まま」「身まま」のように「〜の思うままに」「〜に任せるままに」の意味から
「背中の角度が思うままにできる椅子」の意で。
【原語】ICBM、大陸間弾道弾
【和語】 ほなごえいびや
【付言】ほな(大陸)+越え+いびや(ミサイル)。
ほな=過去スレ「秀(ほ=最たるもの、筆頭格の。「穂」と同源)+地(な=陸地)で
「数ある陸地のうち面積の大きな、いわば陸地の代表格」の意で「大陸」の意に。
いびや=動詞「率る(ゐる)=ひきいる、引率する」の連用形+火箭(ひや=ロケット砲。江戸時代の「石火矢」から)。
発射後も弾道を制御できるミサイルの意。
【原語】コールドローンチ
【和語】 いぼけひやうち
【付言】いぼけ(固体燃料)+火箭+打ち(火器を発射する)。
いぼけ=動詞「鋳る」の連用形+ほけ(燃料。火(ホ)+食(ケ=食べもの)で「火にとっての食糧」の意。
鋳る=「液体を型に流し込んで固める」から、液体燃料を固化させたもの、の意に。
∴液体燃料を充填しての打ち上げでなく、固体燃料を装填してのミサイルやロケットの発射の意。 - : 名無氏物語 [sage] 2017/05/28(日) 11:18:14.88:zIyz+5/s
-
化けて読めないけど上古音由来の方がやっぱ多いの?
魚の訓みは、うお、ぎょ、さかな、三つあるけど
うおは上古音、ぎょは中古音ぽくて
さかなも、なが中古音にあったっぽかったなぁ
すべて外来語なのか、それとも
日本人は呉越から来たのかとかいろいろ考えるね - : 名無氏物語 [sage] 2017/05/29(月) 12:42:04.84:xNk6bY+6
- に挙げられているこれらすべてが漢語が由来と考えられるほど音韻対応が取れていないと思う
同韻相通や五音相通が学術用語として許されていた時代ならともかく、
対応の仕方やそれぞれの言語の音韻変化を考えるべきでは
ギョは音読みで、サカナは本来魚の意味じゃないですよ - : 名無氏物語 [sage] 2017/05/29(月) 22:07:35.21:hPsPmp4C
- 【原語】フォークリフト ソケット・ジャック
【和語】 くわぐるま
【付言】鍬車。柄に直角な刃が付いた外見から。
フォークリフトのフォーク部も鉄製の薄く平たい刃状なので。
また、鍬は地中の重い物を地上へ持ち上げる作業にも用いられるところから、
重量物を上下方向に移動できるフォークリフトに応用。
ヒントは中国語・広東語の「鏟車」から得たもの。
【原語】ピンマイク
【和語】 えりねび
【付言】襟+ネビ(過去スレ「音+樋=マイクロフォン」)。
襟に取り付けるマイクの意。
ネビは「音を取りこむ樋(ひ=取水口)」の語源から。
【原語】ソケット
【和語】 ほやつぼ
【付言】火屋(ほや「電球」)+壺。
ホヤは既存語「ランプの火を覆うガラス製の外枠」から。
鍬や鍋の柄を差し入れるくぼみ部分を既存語で「壺(つぼ)」と呼ぶので。
∴電球を差し込んで固定するためのくぼみ部分の意。 - : 名無氏物語 [sage] 2017/05/29(月) 22:43:56.01:hPsPmp4C
- 一行目の「ソケット・ジャック」消し忘れました。スミマセン
【原語】エクストリームスポーツ
【和語】きわえぶるい
【付言】際+えぶるい(過去スレ「笑(ゑ「楽しんで」)+揮い(実力を発揮する)=スポーツ」。
際(きわ=極限、限界)の名のとおり、通常の同種のスポーツより
スピードや高さなどの限界に挑んで過激さを追求するタイプのもの。
【原語】ファンデーション
【和語】 したしろい
【付言】下塗り用の白粉(おしろい)。
【原語】(サッカーなどで使われるゼッケンの一種の)ビブス
【和語】くみかせ
【付言】組(チーム)+枷(ポンチョ)。
スポーツの練習で模擬戦の際にチーム分けするためのゼッケン風の上衣。
ゼッケンと違って番号や文字が記されておらず、色の違いで見分けるタイプが主なので。
「組=チーム」は運動会の紅組・白組などの「組」から。
「枷=ポンチョ」は刑具の「首枷」の「中央の穴に首を通して前後に回す」形状が
貫頭衣のポンチョに似るところから命名。 - : 名無氏物語 [sage] 2017/06/05(月) 23:53:50.79:HhaV/kpw
- 【原語】ガソリン
【和語】 まわあぶら
【付言】「まわ=乗用車」+油。
重油・軽油・灯油とも異なる、乗用車のエンジンに用いられる燃油。
【原語】(衛生用の)マスク
【和語】いきこし
【付言】息漉し。呼気・吸気からゴミ・チリを漉し取る布。
【原語】(航空機の)ローター、回転翼
【和語】 はや
【付言】羽(はね)+輻(車輪のスポーク)。
風を切って飛翔する羽根と回転する放射状のスポークを合わせた語。 - : 名無氏物語 [sage] 2017/06/13(火) 16:47:33.06:dgW+TEzq
- 馬(うま)←上古音mag
麦(むぎ)←上古音mog
丘(くが)←上古音kug
竿(さを)←上古音sau
針(はり)←上古音par
釘(くぎ)←上古音kug(鉤)
鍵(かぎ)←上古音kug(鉤)
顔(かほ)←上古音kep(頬)
胸(むな)←上古音mua(肓)
関(せき)←上古音sek(塞)
銭(ぜに)←上古音dzien
牧(まき)←上古音muek - : 名無氏物語 [sage] 2017/06/14(水) 00:12:55.59:bmopkqMV
- 馬の上古音は*mra:?と再興される
馬は漢語に限らず満州語(morin)、モンゴル語(mor')、朝鮮語(mal)、英語(mare)等似通った音が広まっている事からユーラシアのどこかしらの騎馬民族が広めた語だという
丘の上古音は*k_h_wMと再興され、またクガ(丘)の古形はクヌガでありクニガ(国処)の転
竿の上古音の再興形は*ka:nと再興される
針の上古音の再興形は*k_jumと再興される
鉤の上古音は*ko:、中古音は*k@uであり、g音はつかない、またクギ(釘)とカギ(鍵)は金田一の法則から同根語と見なしがたい
頬は上古音が*ke:b、中古音が*kep。eからaへの変化や語尾にoを補う等対応が怪しい
膏は*hma:Nで、母音の対応やNがnへ転ずるかが疑問
塞の上古音は*slMgだが、形容詞セシ(狭し)、動詞セク(堰く)、名詞セキ(関)等の繋がりが推定される中、関を借用語と考えるのはどうなのか
銭のその再興形は中古音
牧の上古音は:mMgあるいは*m@kだがマキは複合語馬城に由来する - : 538 [sage] 2017/06/15(木) 23:31:29.78:k47QlHEg
- ええと、つまりどれが固有語でどれが借用語なんでしょう?
- : 名無氏物語 [sage] 2017/06/16(金) 06:35:42.21:jim2lbKN
- 上代日本語を基準とするのならばそれらはおおよそ固有語
上代以前の日本語を基準としたらそれらが借用語か固有語かは不明 - : 名無氏物語 [sage] 2017/06/16(金) 13:49:15.16:M8wsHsth
- 上古音は後漢ぐらいまででしょ?
中古音が起きたのはやはり鮮卑の影響が強いのだろか - : 名無氏物語 [sage] 2017/06/22(木) 05:14:13.64:ehREcyuE
- あのような〜とか、〜しようとかの よう って様が語源なんだろうか?
辞書には載ってないし、使い方が固有語っぽいきがするんだが… - : 名無氏物語 [sage] 2017/07/01(土) 00:57:42.79:K3lpT59U
- 【原語】メガホン
【和語】いいはら
【付言】言い+大角(ハラ=大型の角笛)。
音楽を奏でるためのハラ(つのぶえ)でなく、言葉を遠くへ+大勢へ伝えるためのハラ。
【原語】ディベート、模擬討論
【和語】ふりつめ
【付言】振り(役柄の割り振り)+詰め(議論、特に討論)。
賛否二役に分かれ、論者の本意とは別に「役」の主張を展開しあう討論会。
【原語】ツールボックス、工具箱
【和語】ちげ
【付言】既存語「鉤笥(ちげ)」の応用。
チゲは「鉤(チ=つりばり)」と「笥(ケ=はこ)」から成る名詞。
出漁する漁師が釣り針や糸や仕掛け一式を小分けして収納できる手提げ箱のこと。
細かな道具を分類できる仕切りの付いた道具箱の意。 - : 名無氏物語 [sage] 2017/07/17(月) 10:32:17.11:W0XVZiC9
- 【原語】自覚症状、愁訴
【和語】うったえ(訴え)
【付言】病み人自らが訴えている症状なので
【原語】他覚症状、所見、症候
【和語】みざま(診様)
【付言】薬師が病み人を診て確かめた症状なので
【原語】症候群
【和語】みざまむら(診様群)
【付言】なぞり。一時に起こる一叢の症候なので - : 名無氏物語 [sage] 2017/07/17(月) 23:34:20.50:YopvFt82
- 【原語】ラクダ
【和語】のりけか
【付言】乗り+毛鹿(けか=ラクダ科の哺乳類の総称)。
ラクダ科の動物の中で唯一、背中に騎乗できる種なので。
シカに似るが体毛が毛深く、肉より毛が高値で珍重されるので。
【原語】リャマ
【和語】なれやまけか
【付言】馴れ+山+毛鹿(けか=ラクダ科の総称)。
同じラクダ科でも砂漠に暮らすラクダと異なり、アンデス山脈の高山地帯に住むので「山」を付加。
なおかつ、次に挙げるグアナコが人になつかないのに対して、リャマは家畜として人に馴れるので。
【原語】グアナコ
【和語】あらやまけか
【付言】荒+山+毛鹿(けか=ラクダ科の総称)。
「荒」は気性の荒さではなく「人になつかない」「野生種の」の意で使用。
リャマに近縁だが、家畜とならず野生で暮らしているので。 - : 名無氏物語 [sage] 2017/07/17(月) 23:39:27.56:YopvFt82
- 【原語】アルパカ
【和語】なれはらけか
【付言】馴れ+原(南米のパンパ平原)+毛鹿(ラクダ科の総称)。
主に平原に多く住むので。
且つ、次に挙げるビクーニャと異なり、人になつく家畜なので「馴れ」を付加。
【原語】ビクーニャ
【和語】あらはらけか
【付言】荒(野性の)+原(南米のパンパ平原)+毛鹿(ラクダ科の総称)。
アルパカに似るが、人になつかず草原で暮らす野生種なので。 - : 名無氏物語 [sage] 2017/07/27(木) 22:07:01.90:olux/7Qa
- 【原語】胡椒
【和語】ひみ
【付言】動詞「嚔(ひ)る=くしゃみをする」の連用形+実。
実の香りを嗅ぐとくしゃみを誘う特徴から。
【原語】山椒
【和語】こなだち
【付言】粉+橘の略。すだち、からたち等の応用。
柑橘系の中でも珍しく、実を粉末にして用いる特徴から。
【原語】生姜
【和語】すがね
【付言】形容詞「清々しい」、形容動詞「すがやか」の語幹スガ+根。
根茎が爽やかな香気を放つので。 - : 名無氏物語 [sage] 2017/07/27(木) 22:37:31.27:olux/7Qa
- 【原語】電子レンジ
【和語】にえべ
【付言】過去スレ「沸(にえ)=分子」+竈(へ=かまど)。
火力を用いず、電磁波で食材の分子を振動させる機械。
過去スレに「とちくど=電気かまど」の語例があったが、食材を電熱で温める
電気オーブンの意にも取られうるので新造してみたもの。
【原語】ドローン、マルチコプター
【和語】はやあば
【付言】はや(回転翼の総称)+あば(コンピューター)。
ハヤは翳(は=貴人のそばであおいで風を送る柄の長いうちわ)+輻(や=車輪の軸から伸びたスポーク)。
軸から放射状に広がって生えた、風を送る柄(え)⇒回転翼の意に。
アバは過去スレ「網端(あば)=漁網の浮き」の語義転用(漁網に繋がれた装備⇒ネットに繋がれた端末⇒コンピューター)から。
回転翼を装備したコンピューターの意で。
【原語】サイレントマジョリティー
【和語】もだおおぐみ
【付言】黙(もだ=沈黙)+大組(おおぐみ=多数派の意)。 - : 名無氏物語 [sage] 2017/08/07(月) 00:16:37.45:qjVHBNrR
- 【原語】ユーグレナ
【和語】おも
【付言】尾(しっぽ)+藻。藻類でありながら鞭毛を振り動かして泳ぐ特徴から。
「ミドリムシ」の訳語(しかも大和言葉!)が既にあるが、
最近食用に量産されると、宣伝文句に「ムシ」の語感が敬遠されるせいか、ユーグレナの語が
優勢な今日このごろ。で、一案をひねってみたもの。
【原語】核兵器
【和語】さねしばじて
【付言】核(さね=原子核)+為場(しば=戦場)+為手(して=造語。「道具」の意)。
戦場で用いる道具なので「しばじて」で「兵器」の意に。
「文(文章、書類)+手=ふで」の類推。素手の代わりに作業を担う物体、の意で「する+手」で道具の意。
サネ=原子核のエネルギーを用いた兵器の意。
【原語】マリッジブルー
【和語】とつぎうく
【付言】嫁ぎ+憂く。 結婚を間近に控えて生じる不安や憂鬱感。
「多くを語らない」の「多く」、「遠くへ旅立つ」の「遠く」などが、名詞として用いられる例を借用し、
「憂く」で「憂鬱感」の意に。 - : 名無氏物語 [sage] 2017/08/25(金) 22:07:06.48:ELAJ2y6/
- 【原語】マジョリティ
【和語】おおかた
【付言】既存語「大方」より。「大方の見方は・・・」のように、多数派の意。
【原語】マイノリティ
【和語】こかた
【付言】「おおかた=マジョリティ」を応用して「小方」。 - : 名無氏物語 [sage] 2017/08/25(金) 22:16:32.86:ELAJ2y6/
- 【原語】セメント
【和語】のろこ
【付言】既存語「のろ(=セメントペースト)」+粉(こ)。
「のろ」は粉末のセメントを水のみで練った建材「セメントペースト」の意。
水で練る前の粉末を表すために「粉」を添えたもの。
【原語】コンクリート
【和語】 いのろ
【付言】動詞「鋳る(=型に流し込んで固める)」の連用形+既存語「のろ(=セメントペースト)」。
モルタルに砂利を加えて、型に流し込んでも崩れない強度を持たせた建材。
通常型枠に流し込む特徴から。
【原語】モルタル
【和語】 すのろ
【付言】砂(す)+既存語のろ(=セメントペースト)。
スは、白洲「しらす」、砂「すな」、須賀「すか=砂処」等の共通語素「ス=砂」から。
セメントペースト「のろ」に砂を混ぜた建材なので。 - : 名無氏物語 [sage] 2017/08/25(金) 22:27:59.63:ELAJ2y6/
- 【原語】カーリーコーテッド・レトリーバー
【和語】まきげういぬ
【付言】巻き毛+鵜犬(レトリーバー犬種の総称)。
@最古種は鳥のウのように全身真っ黒かつ黒光りの体毛、
A四肢の指の間に水掻きが生えている、
B人間によくなつき、漁船に同乗して漁労を手伝う、
C水を恐れずに潜水し、魚を拾って(捕らえて)泳いで漁師に届ける、
等の共通点がウとレトリーバー犬の共通点なので「鵜+犬=ういぬ」で表現。
数あるレトリーバー犬の中で、強い巻き毛が特徴の外見なので「巻き毛+鵜犬」と。
【原語】フラットコーテッド・レトリーバー
【和語】しでげういぬ
【付言】動詞「垂でる(しでる)」の連用形+鵜犬(レトリーバー犬の総称)。
前掲のカーリー種と異なり、体毛が「巻き毛でなく」かつ「まっすぐ起立する剛毛でなく」
だらりと垂れ下がる(=しでる)外見が特徴なので。 - : 名無氏物語 [sage] 2017/08/25(金) 22:41:51.63:ELAJ2y6/
- 【原語】ゴールデン・レトリーバー
【和語】かもういぬ
【付言】鴨+鵜犬(レトリーバー犬の総称)。
後掲するラブラドール犬種とよく似るが、かつては湿原での水鳥用狩猟犬だった点が異なる点なので。
(ラブラドール種は海洋での漁撈犬だったので)
水鳥猟の最も一般的な獲物がカモだったので「カモを主に獲るレトリーバー犬」の意で。
【原語】ラブラドール・レトリーバー
【和語】おきういぬ
【付言】沖+鵜犬(レトリーバー犬の総称)。
他のレトリーバー犬と異なり、漁師と共に漁船に乗り込んで沖で漁撈を手伝う特徴から。
「海の沖合で働くレトリーバー犬」の意で。 - : 名無氏物語 [sage] 2017/08/25(金) 23:40:38.14:ELAJ2y6/
- 【原語】(衣服の)トップス、上衣(じょうい)
【和語】かみぎ
【付言】上(かみ)+着。上半身を指す「かみ」から。
上下で一揃いの「裃(かみしも)」も同じ用法なので。
【原語】(衣服の)ボトムス
【和語】しもぎ
【付言】下(しも)+着。
「下の世話」「下ネタ」など下半身を指す「しも」から。 - : 名無氏物語 [sage] 2017/09/16(土) 23:50:54.14:iPYv7AFF
- 【原語】ユーグレナ
【和語】おも
【付言】既存の和名「ミドリムシ」があるじゃん!と怒られそうだが、別称としてまあもう一つってことで。
最近多いミドリムシ製の健康食品がことごとく「ユーグレナ」を冠しているのは
きっと「ムシ」の語が食用をそいでしまったんだろう、と考えて一案。
尾+藻=オモ。 鞭毛がしっぽに見えるので。
「植物なのにしっぽ状の器官で泳ぐ動物のような特徴」から案出。
【原語】アプリコット、杏子(あんず)
【和語】 からもも
【付言】唐桃。古今集にも登場する古称から。
【原語】梅(うめ)
【和語】 つけもも
【付言】漬け桃。梅干しや梅酒など、果実を漬けこむ利用法が多いのが特徴なので。 - : 名無氏物語 [sage] 2017/09/20(水) 00:32:39.35:XDQ9gGfc
- 【原語】パーマネント
【和語】けたで
【付言】毛+動詞「たでる」の連用形。
動詞「たでる」は「熱や薬液を当てて手入れや治療をする」の意。温湿布も「たで」の一例。
パーマには加熱や薬液を用いるので。
【原語】発泡スチロール
【和語】 こいず
【付言】コ(魚の卵巣の意。たらコ、すじコ、かずのコなど)+イズ(過去スレ「合成樹脂、プラスチック」。鋳る+づ(樹液。唾(ツ)と同源)から)。
球形の小片が密集しているさまが魚卵の姿に似るので。 - : 名無氏物語 [sage] 2017/09/24(日) 00:00:38.86:DfCobOa/
- 【原語】(植物の)コスモス
【和語】 きちな
【付言】木+乳菜(ちな=キク科の植物の総称)。
キク科の植物の特徴の一つ「茎から乳状の白い粘液を分泌する」点から。
さらにコスモスは成長すると根もとの茎が木質化して木の幹のようになる特徴から命名。
【原語】ワイズスペンディング、賢い支出
【和語】 さとついえ
【付言】形容詞「聡い=聡明な、賢明な」の語幹+費え(=支出)。
【原語】レセプト、診療報酬明細書
【和語】 みやめつくつぶさみ
【付言】みやめ(診療)+つく(代金、報酬)+つぶさみ(明細書)。
動詞「診る=診察する」と動詞已める(やめる=治療する)の連用形で診療の意。
報酬の内訳を「具(つぶさ)に見る」ための証紙の意で「つぶさみ」と。 - : 名無氏物語 [sage] 2017/11/26(日) 22:55:02.95:BgRHIyKF
- 【原語】ゴム
【和語】へち
【付言】過去スレで「木+乳=こち」があったが、別バージョンを。
ラテックスは樹液のままでは弾力が乏しいので、
釜に密閉して加硫処理を施して初めて弾性に富んだゴムになるところから、
「竈(へ)+乳(草木の乳状の粘液。多くはラテックス含有)」から。
【原語】機械
【和語】もき
【付言】形容詞「茂し(もし)」の語幹+杵(き)。
ここでは杵(き)は餅つきの手杵(てぎね)でなく、
踏み臼・唐臼の杵(足で踏むシーソー状のね)のこと。
「軸回転」「てこの原理」「反復運動」に加え、中には水車と連動して「人力によらない動力源」のものもあるので、
和語で表せる機械の代表として杵(きね)を使用。
「キ」だけだと同音語が多いので、「茂し(=草木がよく繁茂した)」の語幹「モ」を付加。
一般的に、「道具」よりも複雑な構造を有するものを「機械」とみなしたもの。
【原語】自動販売機
【和語】うりもき
【付言】売り+モキ(機械)。人間に代わって販売をする機械の意。 - : 名無氏物語 [sage] 2017/12/24(日) 22:18:18.51:VRaTWwPO
- 【原語】エンジン
【和語】 きべ
【付言】杵(キ=きね)+竈(ヘ=かまど)。
エンジンに必須のピストンを杵に、燃焼室を竈に見立てて。
臼の中のもち米を杵で搗いて餅を作るように、
燃焼室=竈の中の炎をピストンで搗いて動力を作る機構の意で。
【原語】モーター、電動機
【和語】とちづむ
【付言】トチ(過去スレ「疾(と=速い)+霊(ち=ちから)=電気」)+錘(つむ=紡錘用の回転軸)。
電気を回転力に変える装置の意で、錘(つむ)をモーターに見立てて。 - : 名無氏物語 [sage] 2017/12/25(月) 07:32:34.76:c6gM2FKN
- レシプロエンジン、往復動機関限定の語になりそう。
エンジン一般を表すなら発動機(engine, motor)から作ったほうがいいかも? - : 名無氏物語 [sage] 2017/12/25(月) 07:35:45.26:c6gM2FKN
- いや717の"もき"と合わせて考えると熱機関の意味になってこれでいいのか。
- : 名無氏物語 [sage] 2017/12/29(金) 00:58:29.24:tnmEvJF0
- 【原語】 ラーメン
【和語】 ますば
【付言】過去スレに「まこずる」があったが別バージョンを。
接頭辞「真(最も一般的な、ありふれた)」+「すば(沖縄そばの意。蕎麦の沖縄転訛)」
接頭辞マはイカのマイカ、タコのマダコ等のように「同類のなかで最もポピュラーな」の意。
スバこと沖縄そばは、かん水入りの小麦粉麺、動物出汁、豚肉の具、などラーメンと共通度が高く、
とりわけ麪はほぼ中華麪と等しいので、ここでは「スバ=中華麪の総称」の意で使用。
中華麪を用いた料理は焼きそば、ちゃんぽん、冷やし中華等数あるが、最もポピュラーな料理がラーメンなので
「スバ」に「マ」を冠したもの。
【原語】 エアフォース・ワン、米国大統領専用機
【和語】 いあいおさはび
【付言】五十合(アメリカ合衆国)+長+ハビ(羽杼「飛行機」過去スレより)。
地名に「六会(むつあい=6ヶ村が合併した地域の名)の応用で
「50=イの州が合わさった連邦国家→米国の意」として。
米国の長(=大統領)だけが乗れる飛行機(=ハビ)の意。
【原語】(帽子の)サンバイザー
【和語】めがさ
【付言】目笠。日射しから目を守るため、前部だけつばがあるかぶり笠、として。 - : 名無氏物語 [sage] 2018/01/03(水) 11:23:21.27:G+XA+uLG
- 【原語】リズム
【和語】ねぶ
【付言】音+節(ふ=籠や垣根の編み目)。
過去スレに「ねよ(音+節(よ=竹や笹の節と節の間の部分)」があったが別案を。
「ヨ」が「線状の区間」を表すのに対し、「フ」は「線を区切る一点」とみなし、
「(規則正しく反復する編み目のように)音楽や動作の流れを規則正しく区切る単位」と
みなしたもの。
【原語】ビート
【和語】ふうち
【付言】節「ふ(同上)」+打ち(動詞「打つ」の連用形)。
音楽のリズムのうち、打楽器などを規則正しく「打つ」ことで刻むリズムのこと。
過去スレ「よぶち(節+打ち(ぶち)」の代替案。
【原語】グルーブ
【和語】せびき
【付言】英語groove「(動詞)溝に水を引き込む」の直訳から。
漢字で「瀬+引き」。
「瀬」はここでは「河川の河道や用水路の流路」の意で使用。 例:「瀬替え=河川の流路を移設する工事」など。
瀬(流路)に水を巧みに引き込むさまを、演奏で聴衆を巧みにノせるさまに見立てて。 - : 名無氏物語 [sage] 2018/01/09(火) 00:01:50.83:mwDLd7s7
- 【原語】スプリンクラー
【和語】いこ
【付言】動詞「沃る(=水をさっとかける、浴びせる)の連用形+子(道具を表す接辞)。
子(コ)は「振り子」「吸い子=ポンプ」「鳴子」「呼子」等からの応用。
四周に水を掛ける装置。
【原語】パパラッチ
【和語】めけか
【付言】過去スレ「めけ(目+笥)=カメラ」+蚊。
イタリア語paparazziの語源の一つである「蚊の一種」から応用。
カメラを向けて執拗につけ狙う写真家の振る舞いを、
追い払ってもしつこく付きまとう蚊に見立てて。
【原語】 チューインガム
【和語】 かみへち
【付言】 噛み+へち(「ゴム」より)。 - : 名無氏物語 [sage] 2018/01/09(火) 00:17:38.78:mwDLd7s7
- 【原語】(飲み薬の)カプセル
【和語】 にべから
【付言】鮸(にべ=にかわ)+殻。 ニベはカプセルと同じくゼラチンでできているので。
【原語】掃除機
【和語】ちりすい
【付言】塵+吸い。塵を吸う機械。「塵取り」の応用。
【原語】ランドセル
【和語】たやおい
【付言】過去スレ「タヤ(田+屋)=学校」+笈(書物を背負って運ぶ箱)。
学校と家を往復して学用品を運ぶのに用いる革製の「笈」。 - : 名無氏物語 [sage] 2018/01/09(火) 00:43:22.62:mwDLd7s7
- 【原語】錠剤、タブレット剤
【和語】こべし
【付言】粉+動詞「圧す(へす)」の連用形。 粉末を押し固めたもの。
【原語】ステルス爆撃機
【和語】ずくひはび
【付言】鵂(ミミズク)+ヒハビ(嚔+羽杼=爆撃機)。
猛禽のミミズクは「音を立てずに飛来して獲物を襲う」ところから「ステルス機」の意。
ヒハビのハビは過去スレ「羽(つばさのある)+杼(織機の部品のヒ)」で「飛行機」の意。
ヒは動詞「嚔る(ひる=くしゃみする)」の連用形。
「一気に勢いよく噴き出す、破裂する」の共通義から「爆発する」の意に転用。
爆撃を目的とした飛行機の意で。
【原語】爆弾
【和語】ひけ
【付言】嚔(ひ)+笥(け)。爆発する容器の意。 - : 名無氏物語 [sage] 2018/01/13(土) 21:39:58.44:OTc6788V
- 【原語】コップ
【和語】ようき
【付言】節(よ=竹のフシとフシの間の空洞)+盞(うき=さかずき)。
竹筒のように筒状をしたさかずき。
【原語】マグカップ
【和語】ゆようき
【付言】湯+ようき(前掲「コップ」)。
熱い飲み物を飲みやすいように、広口で肉厚の容器の耳付きコップ。
【原語】ジョッキ
【和語】めきようき
【付言】過去スレ「めき(芽酒)=ビール」+ようき(コップ)。
ビール専用の耳付きコップ。 - : 名無氏物語 [sage] 2018/01/13(土) 22:08:23.76:OTc6788V
- 【原語】サラリーマン
【和語】はみこ
【付言】動詞「食む(=働いて俸給を得る)の連用形」+子(前接する動詞の作業に従事する人)。
「〜子」は「売り子」「踊り子」「(振り込め詐欺の「掛け子」「出し子」)などからの応用。
働いて禄(俸給)を得る労働形態の人。
【原語】パートタイマー、非常勤労働者
【和語】はではみこ
【付言】端(はんぱ)+出(勤務。「早出」「遅出」等から)+はみこ(前出「サラリーマン」)。
フルタイムでなく、端(かぎられた)+出(勤務時間)の+はみこ(俸給労働者)、の意。
【原語】パフェ
【和語】ひちうず
【付言】ヒチ(過去スレ「氷乳=アイスクリーム」)+堆(高く積み重なったもの。「堆い(うずたかい)」に残存)。
複数のアイスクリームや果物をうずたかく積み上げたデザート。
【原語】(アイスクリームの)サンデー
【和語】こばひちうず
【付言】木端(こば=木工で生じた木屑)+ひちうず(前出「パフェ」)。
パフェにシリアルを振り掛けたものがサンデーなので、小さく薄い木片をシリアルに見立てて。 - : 名無氏物語 [sage] 2018/01/14(日) 00:19:45.13:3v475uSN
- 【原語】スムージー
【和語】まるみぞれ
【付言】丸(まるごと)+霙(かき氷に蜜を掛けた氷菓子)。
果汁や蜜をかけるみぞれと異なり、
スムージーはあらかじめ凍らせた果実ををミキサーで砕いて作るため、
「果実丸ごと」入っている点が異なる特徴なので。
【原語】シェイク
【和語】すいしが
【付言】動詞「吸う」の連用形+シガ(厳冬の川を流れるシャーベット状の浮氷)。
シガは志賀高原のシガ、菅平のスガなどと同源。
シャーベットに似た外観からシガの語を宛てるのは前掲「みぞれ」と同じ。
次に挙げる「シャーベット」と区別を付けるため「吸い」を付加。
一般的にストローで吸って飲むので。
【原語】シャーベット
【和語】もりしが
【付言】動詞「盛る」の連用形+(前掲)シガ。
流体の飲むシェイクと異なり、「器に盛って」スプーンですくって「食べる」点から。 - : 名無氏物語 [sage] 2018/02/10(土) 22:51:24.21:RxwDQMFd
- 【原語】ドラゴンフルーツ
【和語】ほやみ
【付言】(海生生物の)ホヤ+実。 果実の外観がホヤによく似るので。
【原語】キリスト教
【和語】そおずゆのり
【付言】過去スレに「つじ(辻)+ゆのり(宗教)」があったが別案を。
「そおず(そほづ)」はかかしの古語。
十字に組んだ棒を地面に立て、人を象った像を取り付けた姿を、
開祖イエスの磔刑の姿に見立てて。
かかしは稲の豊穣をを司る「田の神」の依代でもあるので、神を象徴する構造物という共通点にも着目した訳語。
【原語】クリスチャン、キリスト教徒
【和語】そおずこ
【付言】上記「そおず=十字架」+子(組織の一員)。
コは氏子、店子など「属する組織の成員」の意から。
十字架を象徴として信仰する教団の成員の意。 - : 名無氏物語 [sage] 2018/02/10(土) 23:08:12.40:RxwDQMFd
- 【原語】フィードバック
【和語】むくいため
【付言】動詞「報いる」の連用形+動詞「矯める」の連用形。
作業の結果を原点に反映させ(ムクイ)、今後の作業の向上に資する(タメ)行動のこと。
【原語】(ヤシ科の果樹の)アサイー
【和語】 あいみほぎ
【付言】藍+実+穂木(椰子)。 藍色の実を結ぶ椰子の意で。
【原語】スケール、規模
【和語】さし
【付言】物差し、差し金(=金属製の物差し)などのサシ(定規)から。
物差しのサイズの長短は、そのまま測定する対象物の大小(スケール)に対応するため。
また、英語scaleにも「定規」の語義があるので。
凡例:
レス番
100 (赤) → 2つ以上レスが付いている
100 (紫) → 1つ以上レスが付いている
名前
名無しさん (青) → sage のレス
名無しさん (緑) → age のレス
ID
ID:xxxxxxx (赤) → 発言が3つ以上のID
ID:xxxxxxx (青) → 発言が2つ以上のID
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