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ttp://egg.2ch.net/test/read.cgi/court/1481754588/ 先月１７日、高知市の市営住宅の敷地内で、４８歳の女性とその家族あわせて４人の腹や腰などをナイフで刺したとして、殺人未遂の疑いで逮捕された４４歳の男について、高知地方検察庁は、刑事責任を問えるかどうか調べる必要があるとして、精神鑑定を行うことを決めました。
先月１７日、高知市朝倉東町の無職、吉田大輔容疑者（４４）は、自分が住む市営住宅の敷地内で、近くに住んでいる４８歳の女性と２０代の２人の息子などあわせて４人の腹や腰などをナイフで刺したとして、殺人未遂の疑いで逮捕されました。
警察の調べに対して、吉田容疑者は「覚えていない」などと容疑を否認しているということです。
高知地方検察庁は、これまでの供述や当時の行動を踏まえ、刑事責任が問えるかどうか詳しく調べる必要があると判断し、精神鑑定を行うための「鑑定留置」を裁判所に求め、認められました。
鑑定留置は２２日からことし１２月までのおよそ３か月間で、専門家による鑑定が行われ、高知地方検察庁はその結果などを踏まえて、起訴するかどうか判断することにしています。
裁判所内で被告と接見できなかったのは被告を護送する刑務官が接見に立ち合いを求めるなどして妨害したためだと倉吉市の弁護士が訴えていた裁判の初公判が２９日、開かれ、国側は訴えの棄却を求め、争う姿勢を示しました。
この裁判は去年１１月、被告との接見について鳥取地方裁判所倉吉支部が認めたにもかかわらず、被告を護送する刑務官が裁判所内に被告と弁護人を仕切るアクリル板がないことなどを理由に接見を拒否したのは違法だとして倉吉市の弁護士が国に対し賠償を求めているものです。
２９日、鳥取地方裁判所で開かれた初公判で国側は「弁護士と被告には２人きりで接見する権利が認められているが、設備が不十分な場所では無制限に認められるわけではない」などとして争う姿勢を示しました。
一方、原告の弁護士は「刑務官の行為は法の秩序を無視したもので、第３者の立ち会いなしに被告と接見できる弁護士の権利を侵害している」と主張しました。
制限速度を８０キロ以上上回るスピードで乗用車を運転し、死亡事故を起こしたとして、
危険運転致死傷の罪に問われている男に、２９日、懲役６年６ヵ月の実刑判決が言い渡されました。
判決を受けたのは、松山市空港通の無職、宇?誠被告３７歳です。
松山地裁の判決などによりますと、宇?被告は、去年５月、大洲市内で制限速度を８０
キロ以上、上回る時速１３８キロで乗用車を運転しセンターラインを超え軽乗用車と衝突しました。
この事故で軽乗用車に乗っていた当時８９歳の男性が死亡し、１人が重傷となったものです。
検察側は、「制限速度の３倍近いスピードで無謀」などと主張して懲役８年を求刑し、
弁護側は執行猶予付きの判決を求めていました。
２９日の判決で松山地裁の末弘陽一裁判長は、「落ち度のない人の命を奪った無謀で危険な行為」
などととして宇高被告に懲役６年６ヵ月の実刑判決を言い渡しました。
おととし１０月、高知市の市営住宅で生後１０か月の長女に頭を揺さぶるなどの暴行を加えて死亡させたとして、傷害致死の罪に問われた４２歳の母親に高知地方裁判所は、
「抵抗できない乳児に一方的に暴行を加えていて悪質だ」などと述べ、懲役４年の実刑判決を言い渡しました。
高知市の※吉本みゆき被告（４２）は、おととし１０月、高知市の市営住宅の部屋で生後１０か月の長女、あんずちゃんに頭を揺さぶるなどの暴行を加えて死亡させたとして、傷害致死の罪に問われました。
裁判では、弁護側が被告は解離性障害などの影響で当時の記憶が無く、意識的に暴行を加えていないとして無罪を主張していました。
２５日の判決公判で高知地方裁判所の山田裕文裁判長は、「長女が死亡する原因になった急性硬膜下血腫は、複数の医師の証言などからむち打ちの症状になるほど子どもを持ち上げて
激しく揺さぶるなどしないと起きないと考えられる」と指摘しました。
そのうえで、「当時、部屋には被告と長女、それに５歳の兄しかおらず、被告が意識的に暴行を加えたと認められる。抵抗できない乳児に一方的に暴行を加えていて悪質だ」として、懲役４年の実刑判決を言い渡しました。
※吉は土に口。
去年５月、大洲市の県道で、時速１４０キロ近い猛スピードで車を運転し、２人を死傷させる事故を起こしたとして、危険運転致死傷の罪に問われている男の裁判員裁判が松山地方裁判所で始まり、男は起訴された内容を認めました。
去年５月、大洲市の県道で乗用車が対向車線にはみ出して軽乗用車と衝突し、軽乗用車に乗っていた大洲市長浜の美野石吉さん（当時８９）が死亡したほか美野さんの息子も大けがをしました。
乗用車を運転していた松山市の無職、宇高誠被告（３７）は制限速度５０キロのところ時速およそ１３８キロの猛スピードで車を運転し事故を起こしたとして、危険運転致死傷の罪に問われています。
２５日から松山地方裁判所で始まった裁判員裁判で、宇ダカ被告は、「間違いありません」と述べ、起訴された内容を認めました。
検察側は、「被告は当時、前方の車を猛スピードで追い越すなど極めて危険な運転をしており、２人を死傷させた結果は重大だ」などと指摘しました。
一方、弁護側は、「遺族や被害者と示談が成立し、被告は、今後、過ちを繰り返さないと誓い、反省している」と述べました。
裁判は２６日も引き続き行われます。
おととし６月、知人の男子大学生にインスリン注射などをして浴槽に入れて殺害し、現金を奪ったなどとして、強盗殺人などの罪に問われた男の裁判員裁判で、
広島地方裁判所は「計画性があり、短絡的で身勝手な動機にくむべき点はない」などとして無期懲役を言い渡しました。
安芸高田市の無職、山本勝博被告（４４）はおととし６月、広島市安佐南区の大学生、佐藤裕樹さん（当時２４）から株式の購入名目で１００万円をだまし取ったうえ、
返済を免れるためインスリン注射などをして浴槽に入れて殺害し、現金およそ９万円を奪ったとして、強盗殺人と詐欺の罪に問われました。
これまでの裁判で、検察は計画的な犯行だとして無期懲役を求刑したのに対し、被告側は有期刑が妥当だと主張していました。
２６日の判決で、広島地方裁判所の安藤範樹裁判長は「事前に薬物を用意し、多量な摂取で死亡するおそれがあると知りながら被害者に投与した。
一定の計画性があり、薬物投与の段階で被害者が死んでもかまわないと考えていた」と指摘しました。
そのうえで「意識がもうろうとなった被害者を浴槽に入れ、死亡するのを待った犯行は冷酷で、短絡的で身勝手な動機にくむべき点はない」などとして、
検察の求刑どおり無期懲役を言い渡しました。
知【記事全文】
り合いの大学生に薬を飲ませるなどして殺害し、だまし取っていた金の返済を免れたとして
強盗殺人などの罪に問われた男の裁判員裁判で、広島地方裁判所は無期懲役の判決を言い渡しました。
判決によりますと山本 勝博被告はおととし６月、大学４年生だった佐藤 祐樹さんの自宅で、
佐藤さんに大量の睡眠薬などを飲ませた後浴槽につけて殺害。
佐藤さんからだまし取っていた１００万円の返済を免れるなどしました。
裁判では殺意の有無が争われましたが、広島地裁の安藤 範樹裁判長は
「山本被告は 事前にインターネットでの検索などを通じて薬の危険性を認識していた。
薬を投与した時点で『死んでもかまわない』という未必の殺意があったうえ、
佐藤さんを浴槽に入れて湯を張った時点では確定的な殺意があった」と認定しました。
そのうえで「だまし取っていた１００万円の返済を免れるためという動機は
身勝手かつ短絡的で酌むべき余地は全くない」などとして無期懲役を言い渡しました。
司法修習生に対し国から給与が支払われる「給費制」が廃止されたのは憲法違反だとして、
給費を受けられなかった元司法修習生たちが国を相手取って損害賠償を求めた裁判で、
広島地方裁判所は訴えを棄却しました。【記事全文】
訴えていたのは、給費制が廃止された２０１２年以降に司法修習を受けた１６人です。
原告らは「国民の権利を守る法律家を育てる目的で、司法修習生への経済的保障として設けられた給費制を国が廃止したのは、憲法に違反する」などとして、本来受けられたはずだとする金額のうち、１人あたり１万円の損害賠償を求めていました。
２７日の判決で広島地裁は「憲法には給費制について記載した条項はなく、具体的な制度については立法に委ねられている。法律家を育て、国民の権利を保護することが憲法上要請されるとしても、給費制が不可欠なものではない」などとして原告の訴えを棄却しました。
「憲法に書いていないから認められないという言い方をしていますが、それは裁判所としての役目を放棄したのと同じだと思う」
（原告側代理人・石井誠一郎弁護士）
同様の裁判は、広島のほかに全国３つの裁判所で争われていて、この日は東京地裁でも原告の訴えを棄却する判決が言い渡されました。
司法修習生への給付金については、１１月に施行される改正法で新たな制度が設けられることが決まっています。
JR岡山駅前では、3日朝、岡山検察審査協会などの約10人が、パンフレットを配りました。
検察審査会は、検察官が裁判にかけなかった事件について、その判断のよしあしを、
国民から選ばれた検察審査員が審査するものです。
審査には申し立てが必要で、去年、岡山県では17件と前の年より12件減りました。
審査の問い合わせは、都道府県ごとの検察審査会事務局で受け付けています。
おととし１０月、高知市の市営住宅で生後１０か月の長女に暴行を加えて死亡させたとして、傷害致死の罪で実刑判決を受けた母親が、判決に不服だとして高松高等裁判所に控訴しました。
高知市の吉本みゆき被告（４２）は、おととし１０月高知市の市営住宅の部屋で、生後１０か月の長女あんずちゃんに暴行を加えて死亡させたとして、傷害致死の罪に問われました。
弁護側は裁判で「被告は解離性障害などの影響で当時の記憶が無く、意識的に暴行を加えていない」と無罪を主張していました。
高知地方裁判所は２５日、「複数の医師の証言などから長女は頭を激しく揺さぶられるなどして亡くなったと考えられ、部屋に一緒にいた被告が暴行を加えたと認められる」として、懲役４年の実刑判決を言い渡しました。
これについて、吉本被告の弁護士は「被告がどのような暴行を行ったか明らかにされていない」として２７日までに高松高等裁判所に控訴したことを明らかにしました。
徳島県の三好警察署が、事件とは無関係の女性を詐欺事件の容疑者として誤って逮捕した問題で、女性になりすまし現金をだまし取ったとして書類送検された京都市の女子中学生について、徳島地方検察庁は２７日家庭裁判所に書類を送りました。
一方、誤認逮捕された女性については、嫌疑なしの不起訴にしました。
徳島県の三好警察署は、アイドルグループのコンサートチケットを譲るとツイッターでうそを書き込み、県内の１０代の女性から現金をだまし取ったとして詐欺の疑いで逮捕した愛知県豊田市の２１歳の専門学校生の女性について、
今月１１日事件とは無関係だったとして誤認逮捕を認め、謝罪しました。
同じ日に三好警察署は、京都市の１５歳の女子中学生が女性になりすまし、チケットの代金をだまし取ったとして、詐欺の疑いで書類送検しました。
この女子中学生について、徳島地方検察庁は２７日徳島家庭裁判所美馬支部に書類を送りました。
一方、誤認逮捕された専門学校生の女性については嫌疑なしの不起訴としました。
徳島地方検察庁によりますと、女性に対しては担当の検察官が直接電話し、不起訴処分の内容とともに「多大なご負担をおかけする結果となり、大変遺憾だ」と伝えたということです。
www.ohk.co.jp/news/news.php?VNO=2848
去年５月、大洲市の県道で、時速１４０キロ近い猛スピードで車を運転し、２人を死傷させる事故を起こしたとして、危険運転致死傷の罪に問われた男の裁判員裁判で、松山地方裁判所は、
「無謀で危険な運転によって、尊い命が失われた」などと指摘し、懲役６年６か月の判決を言い渡しました。
去年５月、大洲市の県道で乗用車が対向車線にはみ出して軽乗用車と衝突し、軽乗用車に乗っていた大洲市長浜の美野石吉さん（当時８９）が死亡したほか、美野さんの息子も大けがをしました。
乗用車を運転していた松山市の無職、宇高誠被告（３７）は、制限速度５０キロのところ時速お
よそ１３８キロの猛スピードで車を運転し事故を起こしたとして、危険運転致死傷の罪に問われ、９月２５日から始まった裁判員裁判で起訴された内容を認めました。
２９日の判決で、松山地方裁判所の末弘陽一裁判長は「被告の、無謀で非常に危険な運転によって、何ら落ち度のない尊い命が失われた」と指摘しました。
その上で、「遺族や被害者と示談が成立し、反省の態度も示している」と述べ、懲役８年の求刑に対し、懲役６年６か月の判決を言い渡しました。
ことし１月、周南市の自宅で１歳の娘の首を絞めて殺害したとして、殺人の罪に問われている女の裁判員裁判で、山口地方裁判所は被告は心神耗弱状態だったと認定した上で、「今回の犯行に見合う刑として執行猶予は軽すぎる」として、懲役３年の実刑判決を言い渡しました。
周南市の熊井佳津子被告（４０）はことし１月、自宅の寝室で次女の、りかちゃん（１）の首をポシェットの肩ひもで絞めて殺害したとして、殺人の罪に問われています。
裁判で検察は、「死にたいという目的を達成するため、次女を殺害する犯行に酌むべき事情はない」として懲役７年を求刑した一方、弁護側は、「被告は重度のそううつ病で心神耗弱状態だった」などと執行猶予つきの判決を求めていました。
５日の判決で山口地方裁判所の井野憲司裁判長は、「犯行は重度のうつ病の影響を受けたものだが、
何ら非がない１歳２か月の実の子を強い殺意を持って殺害していて悪質さは明らかだ。犯行時は被害者の呼吸音をそのつど確認するなど状況を認識していて、厳しい非難が妥当だ」と指摘しました。
その上で、「家族が支援を申し出ていて更生する環境は整っているが、今回の犯行に見合う刑として執行猶予は軽すぎる」などとして、懲役３年の実刑判決を言い渡しました。
判決について被告の弁護士は「控訴するかどうか被告と相談してから決める」と話しています。
www.rnc.co.jp/news/index.asp?mode=1&nwnbr=2017100511
香川県善通寺市の病院で複数の女児にわいせつな行為をしたとして、逮捕、起訴された小児科医の男が、新たに９人の女児に対する
同じような容疑が固まったとして高松地方検察庁に送検されました。
強制わいせつなどの疑いで送検されたのは、香川県善通寺市の小児科医、井川雅崇容疑者、３２歳です。
警察によりますと、井川容疑者はおととし春からことし夏にかけて、当時、勤務していた広島県大竹市の病院と善通寺市の病院であわせて
9人の女児に対して診察室などの個室でスマートフォンで体を撮影するなどした疑いです。
これまでの調べに対し井川容疑者は「小さい子どもに興味があった」と供述しているという事です。
井川容疑者を巡っては最終的に１１人の女児に対してあわせて２９件の被害が特定され、警察は一連の事件の捜査を終了したと発表しました。
愛媛県警が捜査しているさい帯血の違法投与事件で、すでに起訴されている販売業者ら
２人が詐欺と横領の罪で追起訴されました。
追起訴されたのは、茨城県つくば市のさい帯血販売業者・篠崎庸雄被告と、京都健康
クリニックの元経営者・坪秀祐被告の２人です。
起訴状などによりますと篠崎被告は、経営破たんした民間バンクにさい帯血を預けていた
利用者２人に対し、研究目的で使用するとウソを言ってさい帯血の所有権をだまし取った
詐欺の罪です。
また２人は共謀し、警察に押収され一時保管を命じられていたさい帯血を無断で持ち
出した横領の罪でも起訴されました。
２人は再生医療安全性確保法違反の罪で起訴されていて、一連の事件では、販売業者
や医師ら合計７人が起訴または略式起訴されています。
一方、さい帯血の違法投与に関与した疑いで書類送検されていた松山市のクリニックの
医師らは不起訴処分となっています。
検察官の仕事を知ってもらおうと鳥取地方検察庁で１１日、施設の見学会が行われ、ふだん見ることができない取調室などが公開されました。
これは鳥取地方検察庁が毎年この時期に開いていて、１１日は鳥取市内に住む会社員や主婦など１５人が参加しました。
見学会では検察庁の担当者が事件の捜査から裁判までの司法制度について紹介し検察官は警察が逮捕した容疑者を起訴して裁判で罪を証明する役割を担っていることを説明していました。
また、事件の捜査で使う取調室も特別に公開され、参加した人たちはふだん見ることができない検察官の仕事の現場を興味深そうに見学していました。
このほか手錠や警棒なども展示され、実際に手に取るなどしていました。
鳥取地方検察庁の田畑光行次席検事は「司法制度への理解を深めてもらい、市民のみなさんとともに犯罪のない社会づくりに努めていきたいです」と話していました。
赤ちゃんのへその緒などに含まれる「さい帯血」の違法投与事件で、警察から保管を任されていたさい帯血を無断で譲り渡したとして茨城県の業者ら２人が５日、横領の罪で起訴されました。
起訴されたのは、さい帯血の保管や販売を行っていた茨城県つくば市の篠※ザキ庸雄被告（５２）と販売の仲介役で、滋賀県大津市の坪秀祐被告（６０）の２人です。
起訴状などによりますと、２人はことし３月から４月にかけ、警察から保管を任されていたさい帯血を無断で譲り渡した横領の罪に問われています。
このさい帯血は、去年１１月に愛媛県警察本部などが捜索を行った際に押収したものですが、冷凍保存が必要なため保管を任されていました。
篠※ザキ被告については医療研究用とうその説明をして提供者からさい帯血をだまし取った詐欺の罪でも起訴されました。
検察は、２人の認否を明らかにしていません。
この事件をめぐっては、篠ザキ被告ら２人のほか、東京のクリニックの院長や仲介役で福岡市の業者が、国に届け出ないままさい帯血を患者に投与したとして再生医療安全性確保法違反の罪で起訴されています。
これまでの警察の調べなどによりますと、違法に投与されたさい帯血は、８年前に経営破綻した民間のさい帯血バンクから流出して全国の医療機関に売却され、１回４００万円前後という高額で患者に投与されたとみられています。
また、国に無届けでさい帯血を投与したとして再生医療安全性確保法違反の疑いで書類送検された全国の８つの医療機関について、きょうまでに、名古屋市の医師ら２人が罰金１００万円の略式命令を裁判所から受けた一方、残る院長ら７人は不起訴処分になりました。
※「ザキ」は「たつさき」。
先月、高松市の住宅で夫婦と子どもの一家４人が刃物で切りつけられ、隣に住む６３歳の男が逮捕された事件で、高松地方検察庁は、１３日男を殺人未遂などの罪で起訴しました。
起訴されたのは、高松市三名町に住む契約社員の山口寛被告（６３）です。
起訴状などによりますと、山口被告は、先月２４日午前２時２０分ごろ、高松市三名町の住宅に侵入し夫婦と子どもの一家４人をおのや包丁で切りつけ、この家に住む妻と次男の２人に頭の骨を折るなどの大けがを負わせたとして、殺人未遂などの罪に問われています。
検察は山口被告の認否については明らかにしていませんが、警察の調べに対して、山口被告は殺意や動機についてあいまいな供述を繰り返しているということです。
刑務所に服役している受刑者が作った家具や小物などを展示販売する矯正展が岡山市
北区の岡山刑務所で始まりました。
会場には中四国を中心に１１の刑務所で作られた約７万４０００点が展示販売されています。
これらは受刑者の刑務作業で作られたもので、岡山刑務所は刑期が長い受刑者が多く熟練
した技術が見られるということです。
備前焼は約３０年前に刑務所の職員が陶芸家から学んだ技術を受刑者に教えて作り始めた
ものでお酒を入れるサーバーやかぶとの置物などユニークで芸術的なものも見られます。
矯正展の製品は市価より２割から３割ほど安く中には半値ぐらいのものもあるという
ことで毎年、多くの人が訪れています。
岡山刑務所では矯正展に合わせて刑務所内の見学会やステージイベントなども開いていて、
１５日も午前９時半から始まります。
先月、三好市の国道で、車にはねられて倒れていた男性が別の車にはねられて死亡した事件で、徳島地方検察庁美馬支部は先月逮捕された三好市の３０代の男を、１０日、過失運転致死などの罪で起訴しました。
起訴されたのは三好市山城町の会社員、中村優太被告（３１）です。
徳島地方検察庁などによりますと中村被告は先月１０日の夜、三好市池田町の国道３２号線で乗用車にはねられて倒れていた近くに住む男性（当時６９）を自分が運転する軽自動車でひいて死亡させ、現場から立ち去ったとして、過失運転致死などの罪に問われています。
中村被告は事件の９日後の先月１９日に逮捕されていたもので、徳島地方検察庁美馬支部が、１０日起訴しました。
検察は認否を明らかにしていませんが、中村被告は警察の調べに対して「ひいたことは間違いない」などと供述し、容疑を認めていたということです。
去年９月、吉備中央町で、職務質問を受けていた最中に近くにあったミニパトカーを盗んで逃走した罪に問われた元警察官の男に対し、岡山地方裁判所は懲役２年の実刑判決を言い渡しました。
起訴状などによりますと、香川県綾川町に住む元警察官で無職の穴吹和彦被告（５９歳）は去年９月、吉備中央町の国道沿いの駐車場で職務質問を受けていた最中に、
近くにとめてあったミニパトカーを盗み、高速道路をおよそ４０キロに渡って逃走したとして、盗みの罪に問われました。
弁護士は、被告は当時、心神喪失の状態だったとして無罪を主張したのに対し、検察は犯行の内容やその前後の行動から心神喪失などの状態ではなかったとして、懲役２年６か月を求刑していました。
１６日の判決で岡山地方裁判所の岡本康博裁判官は、「盗んだミニパトカーを運転する前の言動や、走行の状況から行動や意味を認識できたとみるのが自然で、医師の診断でも責任能力があったと
認められる」と指摘し、被告側の訴えを退けました。
その上で、「警察官の隙を突いてミニパトカーを盗むという大胆・悪質な犯行だ」などと述べて、穴吹被告に懲役２年の実刑判決を言い渡しました。
www.rnc.co.jp/news/index.asp?mode=1&nwnbr=2017101702
今年７月、岡山県高梁市で８２才の女性がナイフで刺され重傷を負い孫の元交際相手の男が自殺した事件で岡山県警はきょう男を殺人未遂などの疑いで容疑者死亡のまま書類送検しました。
書類送検されたのは今年７月岡山県高梁市にある国道のループ橋から飛び降り自殺し死亡した無職の２１才の男です。
警察の調べによりますと、男は交際していた高梁市内の２０代の女性の家に押し入り女性の８２才の祖母のわき腹をナイフで刺し全治１ヶ月の重傷を負わせた疑いです。
警察では男が事件を起こした後車でループ橋に行き飛び降りたものと断定し殺人未遂などの疑いで容疑者死亡のまま書類送検したものです。
女性は４年前から「男につきまとわれている」と警察に相談しており警察では防犯カメラの設置などをすすめていたということです。
今治市の高齢者連続殺人事件で、松山地検は殺人の疑いで書類送検された女の犯行と
判断しました。しかし、すでに死亡しているとして不起訴処分としました。
この事件は、今年４月から５月にかけて、今治市で高齢者が連続して刃物で襲われたもので、
当時８１歳の越智サツキさんと当時９２歳の岡本ユキヱさんが殺害されたものです。
警察では、現場近くに住む無職の３０代の女から任意で事情を聴いていましたが、
女は「やっていない」と犯行を否認する遺書を残して自殺しました。
その後、警察は女の自宅から被害者のＤＮＡ型と一致する血痕のついた運動靴などを
押収し、この女を殺人の疑いで容疑者死亡のまま書類送検していました。
松山地検は、証拠関係に照らした結果、この女による犯行だと判断しましたが、すでに
死亡しているとして、１８日付けで不起訴処分としました。
おととしから去年にかけて香南市や四万十町で３件の交通事故をわざと起こして保険金などおよそ３５０万円をだまし取ったとして詐欺の罪に問われた６０歳の男に、高知地方裁判所は懲役２年６か月の実刑判決を言い渡しました。
香南市の中古車販売業、榮喜健二（６０）被告はおととし３月から去年８月にかけて、元妻などと一緒に香南市と四万十町で３件の交通事故をわざと起こして車両保険などおよそ３５０万円をだまし取ったとして詐欺の罪に問われました。
判決で高知地方裁判所の山田裕文裁判官は「被告は詐欺を主導し、事故の偽装を見破られないよう工夫を凝らしていて巧妙で悪質だ」と指摘しました。
その上で「反省の態度を示している」として懲役４年の求刑に対して懲役２年６か月の実刑判決を言い渡しました。
この事件では詐欺の罪に問われている元妻の裁判が続いていて、他に関わった４人は
いずれも執行猶予の付いた有罪判決を受けています。
今治市で高齢者が連続して殺害された事件で、松山地方検察庁は事情聴取の後自殺
した女の犯行と断定し、捜査を終了しました。容疑者死亡のため不起訴処分としています。
この事件は今年４月、今治市別宮町の住宅で当時８１歳の女性が包丁で刺され死亡した
ほか、その１週間後にも近くの団地で高齢の親子が刺され当時９２歳の女性が死亡したものです。
警察は近くに住む無職の窪田さや香容疑者（当時３７歳）から任意で事情を聴きましたが、
その後窪田容疑者は自殺し、容疑者死亡のまま殺人と殺人未遂の容疑で書類送検していました。
そして松山地検はきのう、２件の殺人事件は窪田容疑者の単独の犯行と断定し、一連の
捜査を終了しました。容疑者が死亡しているため不起訴処分としています。
現場近くの防犯カメラ映像や容疑者の靴に被害者の血痕が付着していたことなどから、
警察は窪田容疑者の犯行と判断していましたが、動機や事件の背景などは解明されない
まま捜査は終了します。
ことし７月、高松市の量販店で８０代の男性が妻を車いすに乗せて上りのエスカレーターを利用中に転落し、後ろにいた女性が巻き込まれて死亡した事故で、警察は、男性が転落を未然に防ぐための注意を怠ったとして過失致死の疑いで書類送検しました。
この事故は、ことし７月１０日、高松市の「ニトリゆめタウン高松店」で、市内に住む８１歳の男性が、７９歳の妻を車いすに乗せて２階から３階に上がるエスカレーターを利用中に転倒し、後ろにいた近くに住む渡邉清美さん（７６）が巻き込まれて死亡したものです。
警察は、事故の原因などを調べた結果、車いすをエスカレーターに乗せれば転倒するおそれがあるとあらかじめ分かっていたにもかかわらず、男性が転落を未然に防ぐための注意を怠ったとして過失致死の疑いで高松地方検察庁に書類送検しました。
警察の調べに対し、男性は「自分の過失によって事故を引き起こしてしまったことは間違いない。深く反省している」と容疑を認めているということです。
下関市で殺害された男性の遺体を近くの別荘の敷地に遺棄するのを手助けした罪に問われている女の裁判が行われ、山口地方裁判所は「４度にわたり服役しながら犯行に及んでいて、厳しい非難は免れない」として懲役１０か月の実刑判決を言い渡しました。
下関市豊北町滝部の無職・住吉恵美子被告（３８）は、去年１１月、下関市の山中で夫と知人が４１歳の知人男性の首を絞めて殺害し、遺体を別荘の敷地に遺棄した際に遺体を入れる布団圧縮袋を購入するなどして、手助けをした死体遺棄ほう助の罪に問われています。
これまでの裁判で、検察側は「布団圧縮袋は被告が遺体のにおいを気にして購入を提案した」として懲役１年を求刑した一方、弁護側は「死体遺棄を手伝った認識は全くなく、犯罪は成立しない」などと無罪を主張していました。
判決で山口地方裁判所の井野憲司裁判官は、「４度にわたり服役しながら犯行に及んでいて、厳しい非難は免れない。反省の情をうかがうことも困難だ」と指摘しました。
一方で、「関与は死体遺棄の手助けにとどまり、３人の子を養育すべき立場にあることもしん酌する」として、懲役１０か月の実刑判決を言い渡しました。
ことし８月鳴門市の徳島自動車道で、高校生などが乗ったマイクロバスにトラックが追突し２人が死亡した事故で、安全確保を怠ったとして過失運転致死傷の疑いで書類送検されていた、死亡したバスの運転手について、徳島地方検察庁は容疑者死亡のため不起訴としました。
この事故は、ことし８月鳴門市の徳島自動車道で、路肩に止まっていた、高校生など１６人が乗ったマイクロバスにトラックが追突し、高校１年生の森下汐音さん（１５）とバスの外ではねられた岡本勉運転手（３０）の２人が死亡し、１４人が重軽傷を負ったものです。
この事故で、警察は、死亡した運転手が緊急の停車を後続の車に知らせる表示板を設置しないなど、必要な安全確保を怠ったことが事故の一因になったとして、今月３日過失運転致死傷の疑いで書類送検していました。
徳島地方検察庁は、この運転手について、容疑者死亡のため、１８日までに不起訴にしました。
この事故では、追突したトラックの運転手、菊池誉司被告（５０）が居眠り状態で運転し事故を起こしたとして、先月過失運転致死傷の罪で起訴されています。
土佐町の４４歳の元暴力団員の遺体を愛媛県内の山に埋めたとして、死体遺棄などの罪に問われた元暴力団員の妻だった女に、２審の高松高等裁判所は１審に続いて懲役３年の判決を言い渡しました。
去年１０月、愛媛県砥部町の山の中に、土佐町の元暴力団員、松崎裕三さん（４４）が遺体で埋められているのが見つかりました。
元暴力団員の妻だった西尾仁美被告（４６）は、おととし６月に知り合いの男３人と共謀し、元暴力団員の遺体を山の中に埋めたとして、死体遺棄などの罪に問われました。
１審の高知地方裁判所は、事件に関わっていないという被告側の無罪主張を退けて懲役３年の実刑判決を言い渡し、被告側が控訴していました。
１９日の２審の判決で、高松高等裁判所の半田靖史裁判長は「被告は、遺体の遺棄を指示する発言をしていたと認められる」として被告の訴えを退け、１審に続いて懲役３年の判決を言い渡しました。
この事件では、死体遺棄などの罪に問われた男２人については、実刑と執行猶予の付いた有罪判決がそれぞれ確定し、殺人などの罪で懲役２３年の判決を受けた高知市の４２歳の無職の男は、控訴しています。
４年前に自殺した倉吉市の男性職員の遺族が上司のパワーハラスメントや長時間労働などが自殺の原因だったとして市や上司を相手取り、
１億円あまりの損害賠償を求めていた裁判で、市側が遺族に４０００万円の慰謝料を支払うことで和解が成立する見通しとなりました。
この裁判では倉吉市の建設課に勤務していた男性職員の遺族が、故意に書類の決済を行わないといった上司のパワーハラスメントや１か月で
１６８時間にも及ぶ時間外労働が男性の自殺の原因になったとして倉吉市と当時の上司を相手取り１億８００万円の損害賠償を求めていました。
市や遺族の弁護士によりますと、市側が４０００万円の慰謝料を支払うこと、過労死の防止に向けた実施状況をホームページなどで定期的に
公開することなどを条件に和解することで合意したということです。
倉吉市は慰謝料を盛り込んだ補正予算案を２５日、議会で可決しました。
倉吉市の石田耕太郎市長は「こうした事態を生じさせた当事者としてお詫びを申し上げたいし責任を感じている」と話しています。
遺族は「今後こうしたことが２度と起きないよう倉吉市には過労死や『働き方改革』の問題にしっかりと取り組んでもらいたい」とコメントを出しました。
去年１２月、広島市で認知症の夫を殺害した罪に問われた６６歳の女の裁判員裁判で、
広島地方裁判所は懲役５年の判決を言い渡しました。 【記事全文】
判決によりますと小橋恵子被告は去年１２月、自宅で当時７２歳の夫・武司さんの首をロープで絞めて殺害しました。
武司さんには夜間の徘徊などの症状があり、小橋被告が１人で生活の介助をしていました。
広島地裁の小川賢司裁判長は、「介助の負担が耐え難くなった小橋被告は、周囲に支援を求めることもなく安易に無理心中を図っており、短絡的な犯行」と指摘。
「自首したことや、息子が処罰を求めていないことなどを踏まえても、執行猶予とするような軽い事案ではない」などとして、求刑どおり懲役５年を言い渡しました。
「精神障害の影響で犯行当時、心神耗弱状態だった」とする弁護側の主張は退けました。
今年３月、丸亀市のボートレースまるがめに脅迫電話をかけたなどとして罪に問われた男の裁判で、検察側はきょう懲役２年６か月を求刑しました。
この事件は東京都調布市の無職、田多井誠一被告、５５歳が今年３月１２日の夕方、ボートレースまるがめに「爆弾を仕掛けた」と脅迫電話をかけて、業務を妨害したなどとされていたものです。
これまでの裁判で田多井被告は起訴内容を認めていますが、弁護側は心神耗弱を主張していました。
きょうの論告で検察側はレースを中止に追い込み、多額の損害を生じさせ、関係者へ与えた精神的被害は看過できないなどとして懲役２年６か月を求刑しました。
医師免許を持たず医療行為を行うなどしていた男の裁判が３０日、松山地裁で開かれ、検察側は、懲役２年罰金２００万円を求刑しました。
医師法違反などの罪に問われているのは、松山市小栗の民間研究所「ホリスティック予防医学研究所」の理事長・杉喬夫被告です。
起訴状などによりますと、杉被告はおととし、医師免許を持たないにも関わらず、患者７人を診断した他、
赤血球の強化などをうたったサプリメントを医薬品と称して販売したということです。
松山地裁で開かれた裁判で検察側は、「サプリメントの販売で約１億２０００万円を売り上げていた」と指摘し、
「患者の弱みにつけ込んだ、非常に悪質な犯行だ」として、懲役２年、罰金２００万円を求刑しました。
一方、弁護側は「自らの罪を反省している」として、減軽を求めました。
これで裁判は結審し、判決は来月２０日に言い渡されます。
現金２５０万円あまりの返済を免れる目的で知人の女性を殺害し、雑木林に遺体を遺棄したなどとして、
強盗殺人などの罪に問われた福山市の風俗店の元店長に広島高等裁判所は「犯行の身勝手な経緯や動機に
くむべき点はなく、酌量減軽の余地はない」として１審と同じ無期懲役の判決を言い渡しました。
福山市の風俗店の元店長、廣保雄一被告（３９）は去年１月、現金２５０万円あまりの返済を免れる目的で、
知人の大橋愛姫さん（当時３９）の首をロープで絞めて殺害し、尾道市の雑木林に遺棄したなどとして、
強盗殺人や死体遺棄などの罪に問われました。
１審の広島地方裁判所は今年５月、「強固な殺意に基づく悪質な犯行で、動機も身勝手だ」として無期懲役を言い渡し、
被告側は判決を不服として控訴していました。
２４日の２審の判決で、広島高等裁判所の多和田隆史裁判長は「被害者から預かった現金を生活費などに使い込んだ
あげくの犯行で、身勝手な経緯や動機にくむべき点はなく、酌量減軽の余地はない」と指摘しました。
そのうえで「１審の判決が重すぎて不当とはいえない」として、１審と同じ無期懲役を言い渡しました。
１０月２日高松市内の精神科病院で入院患者の男性を殺害したとして逮捕された同じ病院に入院する６５歳の男に
ついて、高松地方検察庁は精神鑑定を行うために鑑定留置することを決めました。
この事件は１０月２日の深夜高松市郷東町の病院の病棟で、入院していた７７歳の男性を消火器で殴るなどして殺害
したとして同じ病院に入院していた６５歳の男が逮捕、送検されたものです。
これまでの調べによりますと男は精神疾患を患っておととし１月から入院していて、高松地検は刑事責任能力を慎重に
判断する必要があるとして、専門家による精神鑑定を行なうための鑑定留置を裁判所に請求し、認められたということです。
鑑定は１０月１８日から来年１月１５日までのおよそ３か月間行なわれる予定で、結果を踏まえて起訴するかどうか判断されます。
漁協の土地を売却した金の一部を着服したとして長浜町漁協の元組合長に検察はきょう
懲役２年６か月を求刑しました。
業務上横領の罪に問われているのは大洲市の長浜町漁協の元組合長神田輝雄被告（６７）です。
起訴状などによりますと、神田被告は去年３月、当時の常務理事と共謀し漁協の所有する
土地を売った代金のうち２００万円を着服した罪などに問われています。
きょうの公判で検察は「重要な地位にいることに付けこみ複数の横領を繰り返し３３５万円
以上の被害を出したことは悪質だ」として２年６ヵ月の懲役を求刑しました。
一方弁護側は「手続きのほとんどは共犯者が行っており被害額の多くを弁償し反省
している」として執行猶予付きの判決を求めました。
さい帯血の違法投与事件捜査のきっかけになった医師法違反などの罪に問われている
男の裁判で、検察側はきょう男に懲役２年・罰金２００万円を求刑しました。
起訴状などによりますと、松山市小栗の医薬品販売会社・アムスジャパンの元代表
杉喬夫被告（７０）は、医師免許がないのに血液検査をするなど医療行為を行った
医師法違反などの罪に問われています。
きょうの公判で、検察側は「被告は患者の感情につけ込み１億５千万円以上の多額の
利益を得ていた」などとして懲役２年罰金２００万円を求刑しました。
一方弁護側は、執行猶予付きの情状酌量を求めています。判決は来月２０日に言い渡されます。
おととし８月、高知市でライトをつけずに自転車に乗って、停止を求めた警察官に衝突し死亡させたとして重過失致死の罪に問われた少年に、高知地方裁判所は保護観察と執行猶予のついた禁錮３年の判決を言い渡しました。
当時、高知市の高校３年生だった１９歳の少年はおととし８月、高知市の歩道でライトをつけずに自転車に乗って、停止を求めた高知南警察署の警察官、川村直史さん（２５）に衝突し、その後、死亡させたとして重過失致死の罪に問われていました。
判決で高知地方裁判所の山田裕文裁判長は「ライトをつけずに自転車に乗りパトカーに追跡されたが、タバコを持っているのを見つかりたくないと逃走を続けた。
前方に警察官たちがいるのに通り抜けられると考え、速度を落とさずに時速４３キロで衝突して被害者を死亡させた責任は重い」と指摘しました。
その上で「人に危害を加えようとしたのではなく未熟な判断能力のもとに行われ、更生が期待できる」として保護観察のついた禁錮３年、執行猶予５年の判決を言い渡しました。
この裁判は当初、傷害致死などの罪で審理が行われましたが、裁判所からの求めに応じて高知地方検察庁が求刑後に起訴内容を変更する異例の手続きが取られました。
これについて山田裁判長は「検察が過大な責任を問う決定を行い、すでに１年５が月がたつなど被告の手続き的負担が過大になっている」と指摘しました。
１日の午後、山口市の山口地方裁判所で被告の女が裁判が終わった直後に突然傍聴席に向かって走り出し外に出ようとしましたが、すぐにその場で取り押さえられました。
警察は、被告を単純逃走未遂の疑いで逮捕し、逃げようとした理由などについて調べています。
山口地方裁判所などによりますと、１日、午後２時半ごろ、裁判所の法廷で窃盗と覚せい剤取締法違反の罪に問われている女の被告が裁判が終わった直後に突然傍聴席に向かって走り出しました。
被告は、傍聴席との間にある柵の扉を開けて、出入り口に向かい外に出ようとしましたが、傍聴していた検察庁の職員に「だめだよ」と声をかけられて行く手を阻まれ、すぐに法廷内にいた警察官に取り押さえられました。
このあと裁判所には次々と警察官が駆けつけ、一時騒然となりました。
警察は、被告を単純逃走未遂の疑いでその場で逮捕し、逃げようとした理由などについて調べています。
傍聴していた山口市に住む男性は「長い間裁判を傍聴してきましたが、こんなことは初めてです」と話していました。
また被告の友人の男性は「突然のことでびっくりしました。そろそろ判決も出る時期だったのに残念です」と話していました。
山口地方裁判所の金村敏彦所長は、「今回の事案を詳細に調査分析し、その結果を踏まえて逃走防止に万全を期したい」とコメントしています。
ttp://www.rsk.co.jp/sp/#local_news_20171102_2 今年3月、丸亀市の競艇場に爆破予告の電話をかけレースを中止させたなどとして、威力業務妨害の罪などに問われた55歳の男に、懲役1年6か月の実刑判決が言い渡されました。
威力業務妨害と強要未遂の罪に問われているのは、東京都調布市の田多井誠一被告です。
田多井被告は、今年3月、丸亀市と徳島県鳴門市の競艇場に爆破予告の電話をかけてレースを中止させたほか、4月には、日本モーターボート競走会丸亀支部に電話をかけ、「サリンをまく」などと言って女性選手を引退させるよう要求した罪などに問われています。
高松地裁の湯川亮裁判官は、賭けていた選手が負けたことを恨んでの犯行だったとしたうえで、「非常に身勝手」「経済的損失は甚大」などとして、懲役1年6か月の実刑判決を言い渡しました。
丸亀ボート爆破予告男に実刑判決 動画 11/2 11:51
ttps://www.rnc.co.jp/news/index.asp?mode=1&nwnbr=2017110202 今年３月、丸亀市のボートレースまるがめに脅迫電話をかけたなどとして罪に問われた男に対して高松地方裁判所はきょう懲役１年６か月の実刑判決を言い渡しました。
判決を受けたのは東京都調布市の無職田多井誠一被告５５歳です。
判決によりますと田多井被告は今年３月１２日の夕方、ボートレースまるがめに「爆弾を仕掛けた」と脅迫電話をかけたほか、ボートレース鳴門にも同じような電話をかけてレースを中止させるなど、業務を妨害したものです。
きょうの判決で湯川亮裁判官は「来場者や関係者に与えた精神的打撃は大きい」とした一方で、「反省の気持ちを深めている」などとして懲役２年６か月の求刑に対し懲役１年６か月の実刑判決を言い渡しました。
ことしの３月から４月にかけて香川県丸亀市や徳島県鳴門市の競艇場に「サリンをまく」などと脅したとして威力業務妨害などの罪に問われた男に、高松地方裁判所は懲役１年６か月の実刑判決を言い渡しました。
東京・調布市の無職、田多井誠一被告は（５５）、ことしの３月から４月にかけて、東京都内の公衆電話から、
丸亀市の「日本モーターボート競走会丸亀支部」と徳島県鳴門市の「ボートレース鳴門」に複数回にわたって電話をかけ、「場内に爆弾をしかけた」や「女性選手が出場したらレース場にサリンをまくかもしれない。早く引退させろ」
などと脅し、レースを中止させたとして威力業務妨害などの罪に問われました。
２日の判決で高松地方裁判所の湯川亮裁判官は「生命の危険を感じさせる『爆弾』や『サリン』という言葉をあえて選び、不安や恐怖心をあおったうえに、特定の選手への逆恨みから引退させたいと考えた非常に身勝手な動機で、厳しい非難に値する」と指摘しました。
そのうえで、「弁護人が指摘していた動機の形成における病理的な側面は認められず被告
の犯行が競艇関係者に与えた経済的損失や精神的打撃は大きい」として懲役２年６か月の
求刑に対し、懲役１年６か月の実刑判決を言い渡しました。
ことし８月、高知県南国市のスーパーマーケットで、男性客の首をカッターナイフで切ってけがをさせたとして、
殺人未遂の疑いで逮捕された３７歳の男について、高知地方検察庁は、精神鑑定の結果、刑事責任を問えるとしたうえで、
「殺意の立証が難しい」として傷害の罪に切り替えて起訴しました。
起訴されたのは、南国市※大そね甲の無職、松木徹被告（３７）です。警察などによりますと、松木被告は、ことし８月、
南国市のスーパーマーケットで男性客の首をカッターナイフで２回切り付け、全治およそ１０日間のけがをさせたとして、
殺人未遂の疑いで逮捕されていました。
警察の調べに対して「弁解することは無い」と供述したあとは、黙秘を続け、精神状態が不安定だったということです。
このため高知地方検察庁は、刑事責任に問えるかを詳しく調べる必要があるとして「鑑定留置」の手続きを取って
およそ２か月間、専門家による精神鑑定を行った結果、松木被告を刑事責任に問えると判断しました。
ただ、被害者のけがの程度や犯行状況などを調べた結果、「殺意の立証が難しい」としてきょう傷害の罪に切り替えて
起訴しました。高知地方検察庁は、松木被告の認否については明らかにしていません。
※そねは桶の「木」の部分が「土」。
幼い患者の女の子の体をなめて強制わいせつの罪などに問われている元小児科医の
32歳の男の初公判で、男は起訴内容を認めました。ストレスが原因と述べていたことが明らかにされました。
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強制わいせつなどの罪に問われているのは、元---小児科医の井川雅崇被告です。
井川被告は、今年7月、当時勤務していた病院で、5歳だった女の子の患者の服をめくり胸をなめたほか、研修医として
広島県で勤務していたおととしの春以降、女の子の患者10人に対し服を脱がせて撮影するなどした罪に問われています。
初公判では起訴内容を認めました。
検察は井川被告が、取り調べに対し、レポート作成などでストレスが溜まり、撮影して発散していたが、
ばれなかったので体をなめるなどエスカレートしたなどと述べていたことを明らかにしました。
競艇で負けたことを恨み、今年3月、丸亀市の競艇場に爆破予告の電話をかけレースを中止させたなどとして、
威力業務妨害の罪などに問われた55歳の男に、懲役1年6か月の実刑判決が言い渡されました。
威力業務妨害と強要未遂の罪に問---われているのは、東京都調布市の田多井誠一被告です。
田多井被告は、今年3月、丸亀市と徳島県鳴門市の競艇場に爆破予告の電話をかけてレースを中止させたほか、
4月には、日本モーターボート競走会丸亀支部に電話をかけ、「サリンをまく」などと言って女性選手を引退させるよう
要求した罪などに問われています。
高松地裁の湯川亮裁判官は、賭けていた選手が負けたことを恨んでの犯行だったとした
うえで、「非常に身勝手」「経済的損失は甚大」などとして、懲役1年6か月の実刑判決を言い渡しました。
赤ちゃんのへその緒などに含まれる「さい帯血」を違法に投与していた事件で、このさい帯血の販売に関わっていたとして、
再生医療安全性確保法違反の罪に問われている男の初公判が２日、開かれ、検察側は２年６か月を求刑しました。
再生医療安全性確保法違反の罪に問われているのは、さい帯血販売会社の社長・篠崎庸雄被告です。
起訴状などによりますと、篠崎被告は、去年から今年にかけ、さい帯血が違法に投与されると知りながら、
大阪や京都の医療機関に販売したということです。
松山地裁で開かれた初公判で篠崎被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
この後、検察側は「犯行の重要な役割を果たし、さい帯血の販売に積極的に関与した」として懲役２年６ヶ月を求刑しました。
一方、弁護側は「本人は深く反省し、今後、さい帯血の販売などに関わらないことを誓約している」などとして
執行猶予付きの判決を求め、裁判は即日結審しました。判決は来月１４日に言い渡されます。
これに先立ち、同じくさい帯血の販売に関わった井上美奈子被告の初公判も開かれました。
井上被告は起訴内容を認め、検察側が懲役１０か月を求刑して結審しました。
こちらも来月１４日に判決が言い渡されます。
さい帯血事件を巡っては、逮捕された６人のうち、篠崎、井上両被告に加え医師と業者の合わせて４人が、
再生医療安全性確保法違反などの罪で起訴されていて、残る２人の裁判も今月、行われる予定です。
赤ちゃんのへその緒などに含まれるさい帯血が、違法に投与された事件で起訴された
４人のうち被告２人の初公判が、松山地裁でありました。
初公判を迎えたのは、さい帯血を大量に保管し販売していた元会社社長の篠崎被告、
そして病院との仲介役となった井上被告です。
１回あたりの金の流れは数百万円、販売を繰り返し２人の利益はあわせて６億円近くにのぼることが裁判で明らかになりました。
初公判を迎えたのは、再生医療安全性確保法違反や横領などの罪で起訴されている
さい帯血販売会社の元社長、篠崎庸雄被告５２歳です。
起訴状などによりますと、篠崎被告は、違法に医療行為に使われると知りながらさい帯血
を販売した上、さい帯血が警察の押収品となった後も無断で販売するなどしたとされています。
２日の初公判で、篠崎被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
検察側は、およそ３５０検体のさい帯血を違法に販売し、およそ４億４０００万の利益を
得ていたことを明らかにした上で、「違法性を認識しながらさい帯血の供給元として
必要不可欠な役割を果たした」として、懲役２年６カ月を求刑しました。
一方の弁護側は、「会社はすでに解散し、今後さい帯血には関わらないと約束している」
として、執行猶予付きの判決を求めています。
また、篠崎被告の会社とクリニックの仲立ちを行い、再生医療安全性確保法違反の罪で
起訴された仲介会社の元社長、井上美奈子被告の初公判も行われました。
井上被告は「間違いありません」と起訴内容を認め、検察側は１億３０００万近い利益を
得ていたことを明らかにし、懲役１０ヶ月を求刑しました。
弁護側は「法に触れている認識はなかった」などとして執行猶予付きの判決を求めました。
２人の判決は来月１４日に言い渡される予定です。
今年３月、丸亀市のボートレースまるがめに脅迫電話をかけたなどとして罪に問われた男に対して高松地方裁判所は
きょう懲役１年６か月の実刑判決を言い渡しました。
判決を受けたのは東京都調布市の無職田多井誠一被告５５歳です。
判決によりますと田多井被告は今年３月１２日の夕方、ボートレースまるがめに「爆弾を仕掛けた」と脅迫電話をかけたほか、
ボートレース鳴門にも同じような電話をかけてレースを中止させるなど、業務を妨害したものです。
きょうの判決で湯川亮裁判官は「来場者や関係者に与えた精神的打撃は大きい」とした一方で、
「反省の気持ちを深めている」などとして懲役２年６か月の求刑に対し懲役１年６か月の実刑判決を言い渡しました。
PutErrMsg 個別記事：データが入力されていません。
全国的に注目された、さい帯血の違法投与事件は逮捕から２ヵ月あまり。さい帯血を卸販売していた男の初公判が
松山地方裁判所で開かれ、男は起訴内容を全面的に認めました。
裁判は即日結審し、検察は懲役２年６ヵ月を求刑しました。この事件は、赤ちゃんのへその緒に含まれるさい帯血を国に
届け出ないままがん患者などに投与していたもので、販売業者や医師ら４人が再生医療安全性確保法違反などの
罪に問われています。
このうち、破たんしたさい帯血バンクのさい帯血を保管し卸販売していた、茨城県つくば市の販売業者・篠崎庸雄容疑者
（５２）の初公判がきょう松山地裁で開かれ、篠崎被告は起訴内容を全面的に認めました。
続いて検察はさい帯血の販売では２０１０年以降さい帯血およそ３５０個を販売し、およそ４億４５００万円を売り上げたと指摘。
被告人質問で弁護側は、篠崎被告は破たんしたさい帯血バンクへの投資を回収しようと犯行を始めた事をと説明しました。
裁判は即日結審し、検察側は「違法性を認識しながら利欲的に行った悪質な犯行」として懲役２年６か月を求刑しました。
一方弁護側は、再生医療安全性確保法はそもそも医師に適用されるもので共犯の責任を問えるのか、などとして執行
猶予付きの判決を求めました。判決は来月１４日に言い渡されます。
さい帯血の違法投与事件で井上美奈子被告の初公判（11月2日19時30分）ebc
違法さい帯血移植で、さい帯血を仲介販売していたとされる業者の女の初公判が開かれました。
起訴状などによりますと、福岡市の井上美奈子被告（５９）は、さい帯血を東京のクリニックなどに仲介販売し、無届けで
の投与に関わった再生医療安全性確保法違反の罪に問われています。
きょうの初公判で井上被告は起訴内容を認めましたが、被告人質問では「医師が正しく判断して投与していると思って
いた」と違法性の認識はなかったとしています。
裁判は即日結審し、検察は「再生医療への国民の信頼をおとしめた」として懲役１０ヵ月を求刑。
弁護側は被告は十分反省しているとして執行猶予付きの判決を求めました。判決は来月１４日に言い渡されます。
海外から広島空港に帰国した２１歳の女子大学生が、大麻草およそ１グラムをスーツケースに隠して密輸したとして
大麻取締法違反の疑いで逮捕された事件で、広島地方検察庁尾道支部は「送致事実を認定できる証拠がなかった」として女子大学生を不起訴にしました。
不起訴になったのは広島市中区の２１歳の女子大学生です。
女子大学生は、先月１９日に中国の上海から航空機で広島空港に帰国した際、大麻草およそ１グラム、
およそ６０００円分をスーツケースの中に隠して密輸したとして大麻取締法違反の疑いで逮捕され、その後、自宅に吸引用のパイプに入った乾燥大麻およそ０．１５グラムを隠し持っていたとして再逮捕されました。
広島地方検察庁尾道支部は、このうち密輸の容疑について「送致事実を認定できる証拠がなかった」として３０日付けで女子大学生を不起訴にしました。
一方、自宅での大麻所持の容疑については「情状全般を考慮した」として起訴猶予にしました。
ことし５月、岩国市のホテルに呼び出した４０代の男性の顔をハンマーでたたくなどして大けがをさせたうえ現金を奪った
として、強盗傷害の罪に問われている男女２人の裁判員裁判で２人は起訴された内容を認めました。
広島市の５４歳の男の元会社役員と岩国市の４９歳の女の元会社員は、ことし５月、宮木被告の元交際相手の４０代の
男性を岩国市のホテルに呼び出して、男性をハンマーでたたくなどして肋骨や顔の骨を折る大けがをさせたうえ、
現金４万５０００円を奪った強盗傷害の罪に問われています。
６日から山口地方裁判所で２人の被告の裁判員裁判が始まり、２人は起訴された内容を認めました。
この後、検察側は冒頭陳述で、「被告２人は不倫関係にあり、宮木被告が被害者と交際していた頃に交際費用を負担
させられていたため懲らしめたいと犯行を持ちかけた」と指摘しました。
一方、被告の双方の弁護士は「深く反省し、被告の家族が更生に協力を約束しているほか、それぞれ５０万円ずつ、
あわせて１００万円を被害弁償として被害者に支払った」と述べました。
ことし７月とおととし７月、いずれも出雲市で登山中の女性が襲われた事件で、強盗未遂などの罪で起訴され、その後、保釈されていた３５歳の被告が１０月、死亡し、裁判が打ち切られていたことが分かりました。
死亡したのは出雲市の会社員矢田明輝被告です。
ことし７月、出雲市国富町の旅伏山で登山中の３０代の女性が襲われた事件で、強盗未遂や強制わいせつ未遂などの罪で起訴されていました。
また、おととし７月に同じ旅伏山を登山中の当時６７歳の女性が刃物で脅された事件についても関与を認め、強盗予備の罪で起訴されています。
松江地方裁判所で裁判が進められていましたが、１０月１２日に、弁護士の求めに応じて裁判所から保釈され、その後、死亡していたことが分かりました。
裁判はこのあと検察側と弁護側が最終的な意見を述べて審理を終える予定でしたが、裁判所によりますと死亡したことを受けて判決を言い渡さないまま１０月３１日付けで打ち切られました。
松山市のアパートで独り暮らしの男性が殺害された事件で、殺人の疑いで逮捕された男が
騒音トラブルがあったとの供述をしていることがわかりました。男は７日送検されました。
送検されたのは、松山市三津のパート従業員丹下翔容疑者３３歳で、今月３日ごろ同じ
アパートに住む岡田守さん６６歳を刃物で刺すなどして殺害した疑いがもたれています。
警察の調べに対し丹下容疑者は「殺したことは間違いない」などと容疑を認めています。
捜査関係者によりますと、殺害された岡田さんの部屋には大量のゴミがあり、丹下容疑者
は隣の部屋に住んでいて騒音やゴミでトラブルがあったとの供述をしているということです。
また「騒音に耐えられなかった」と話しているということです。
警察では引き続き、詳しい経緯や動機を調べています。
津山市にある岡山刑務所津山拘置支所で、5日、30代の男性の被告が1人部屋で首を
吊って自殺を図り、6日、死亡しました。
5日の午後1時半ごろ、津山市にある岡山刑務所津山拘置支所の1人部屋で、30代の男性
の被告がタオルと布団の襟に付ける布をつないで首を吊っているのを、巡回していた職員
が見つけました。
男性被告は病院に搬送されましたが、6日午前8時ごろに死亡しました。
岡山刑務所によりますと、刑務官が15分に1回は巡回していて、男性被告は発見される
約10分前には本を読んでいて変わった様子はなかったということです。
遺書は見つかっていません。
岡山刑務所の鈴木俊秀所長は、「誠に遺憾である。今後、同様の事故が発生しないよう、
再発防止に努めたい」とコメントしています。
今年９月、広島市東区の路上で知人の５０歳の男性から、金品を奪おうとして刃物で首を切りつけて大けがをさせたとして、強盗殺人未遂の疑いで警察に逮捕された２２歳の男について、広島地方検察庁は１日、傷害の罪で起訴しました。
起訴されたのは、広島市東区戸坂南に住む西ヒロシエマヌエル被告（２２）です。
西被告は今年９月５日夜、自宅近くの路上で、車の運転席に乗っていた知人の５０歳の男性に対し、刃物を突きつけて金品を要求し、首を切りつけて全治およそ１か月の大けがをさせたとして、１０月に強盗殺人未遂の疑いで警察に逮捕されました。
その後、捜査を進めてきた広島地方検察庁は、西被告を強盗殺人未遂ではなく傷害の罪で起訴しました。
警察によりますと、西被告は事件についての供述を拒否していたということです。
津山市にある岡山刑務所津山拘置支所で、5日、30代の男性の被告が1人部屋で首を吊って自殺を図り、6日、死亡しました。
5日の午後1時半ごろ、津山市にある岡山---刑務所津山拘置支所の1人部屋で、30代の男性の被告がタオルと布団の
襟に付ける布をつないで首を吊っているのを、巡回していた職員が見つけました。
男性被告は病院に搬送されましたが、6日午前8時ごろに死亡しました。
岡山刑務所によりますと、刑務官が15分に1回は巡回していて、男性被告は発見される約10分前には本を読んでいて
変わった様子はなかったということです。遺書は見つかっていません。
岡山刑務所の鈴木俊秀所長は、「誠に遺憾である。今後、同様の事故が発生しないよう、再発防止に努めたい」とコメントしています。
へその緒などに含まれるさい帯血の違法投与事件で、京都のクリニックの経営者の初公判が松山地裁でありました。
検察側は、この経営者が３億２０００万円以上売り上げたと主張した上で、懲役１年６カ月を求刑しました。
初公判を迎えたのは、京都健康クリニックの元経営者、坪秀祐被告６０歳です。
起訴状などによりますと、坪被告は、違法に、医療行為に使われると知りながらさい帯血を販売し、経営するクリニック
でも違法投与したとしていて、さらに、さい帯血が警察の押収品となった後も無断で販売したとしています。
初公判で坪被告は、「間違いありません」と起訴内容を認めました。
検察側は、さい帯血の販売や違法投与で３億２０００万円以上売り上げ、およそ９６００万円の利益を得ていたとした
上で、「違法性を認識した上で患者に副作用をもたらす危険性のある行為を行ったほか、重要かつ必要不可欠な役割
を果たしていた」として、坪被告に懲役１年６ヵ月を求刑しました。
弁護側は、「クリニックは既に閉鎖し、今後、さい帯血事業には関わらないと約束して反省している」と主張し、
執行猶予付きの判決を求めています。一連の事件では、６人が逮捕され、坪被告を含む４人が起訴されています。
ことしの３月から４月にかけて香川県丸亀市の競艇場などに「サリンをまく」と電話で脅したとして威力業務妨害などの罪に問われた男に、高松地方裁判所は懲役１年６か月の実刑判決を言い渡しました。
東京・調布市の無職、田多井誠一被告は（５５）、ことしの３月から４月にかけて、東京都内の公衆電話から、丸亀市の「日本モーターボート競走会丸亀支部」と徳島県鳴門市の「ボートレース鳴門」に
複数回にわたって電話をかけ、特定の女性選手を名指ししたうえ、「その選手が出場したらレース場にサリンをまくかもしれない。早く引退させろ」、「場内に爆弾をしかけた」などと脅し、レースを中止させたとして威力業務妨害などの罪に問われました。
２日の判決で高松地方裁判所の湯川亮裁判官は「特定選手への逆恨みから引退させたいと考えた非常に身勝手な動機で、厳しい非難に値する」と指摘しました。
そのうえで、「弁護人が指摘していた、動機の背景に病理的な側面は認められない」などとして懲役２年６か月の求刑に対し、懲役１年６か月の実刑を言い渡しました。
赤ちゃんのへその緒などに含まれるさい帯血の違法投与事件で、投与されたさい帯血の販売に関わったとして、再生医療安全性確保法違反の罪に問われている女の裁判が松山地方裁判所で始まり、女は起訴された内容を認めました。
この事件は、去年からことしにかけ、赤ちゃんのへその緒などに含まれるさい帯血を、国に届け出ないまま患者に投与したとして、さい帯血の保管や販売に関わった業者と医師のあわせて６人が逮捕され、このうち４人が、再生医療安全性確保法違反などの罪に問われています。
２日は、販売の仲介役とされる福岡市西区の井上美奈子被告（５９）の裁判が松山地方裁判所で始まり、井上被告は、「間違いありません」と述べ、起訴された内容を認めました。
警察などの調べによりますと、違法に投与されたさい帯血は、８年前に経営破綻した民間のさい帯血バンクから流出し、井上被告らを通じて愛媛など全国の医療機関に売却され、がん治療や美容目的で使われたとみられています。
井上被告は被告人質問で、「さい帯血投与の国への届け出に関する法律について、みずから国などに確認しなかったことは反省している。ただ、医師は、法律を守って投与していると思っていた」と述べました。
裁判はこの日で結審し、検察側が「再生医療の信頼を損ねる悪質な行為だ」として懲役１０か月を求刑したのに対し、弁護側は、「実際に治療行為を行っていたのは医師であり、大きく報道され、被告は社会的制裁を受けている」などとして、執行猶予のついた判決を求めました。
判決は、１２月１４日に言い渡される予定です。
さい帯血）販売仲介役の初公判11月02日 18時57分nhk
赤ちゃんのへその緒などに含まれるさい帯血の違法投与事件で、投与されたさい帯血の販売に関わったとして、再生医療安全性確保法違反の罪に問われている女の裁判が松山地方裁判所で始まり、女は起訴された内容を認めました。
この事件は、去年からことしにかけ、赤ちゃんのへその緒などに含まれるさい帯血を、国に届け出ないまま患者に投与したとして、さい帯血の保管や販売に関わった業者と医師のあわせて６人が逮捕され、このうち４人が、再生医療安全性確保法違反などの罪に問われています。
２日は、販売の仲介役とされる福岡市西区の井上美奈子被告（５９）の裁判が松山地方裁判所で始まり、井上被告は、「間違いありません」と述べ、起訴された内容を認めました。
警察などの調べによりますと、違法に投与されたさい帯血は、８年前に経営破綻した民間のさい帯血バンクから流出し、井上被告らを通じて愛媛など全国の医療機関に売却され、がん治療や美容目的で使われたとみられています。
井上被告は被告人質問で、「さい帯血投与の国への届け出に関する法律について、みずから国などに確認しなかったことは反省している。ただ、医師は、法律を守って投与していると思っていた」と述べました。
裁判は２日で結審し、検察側が「再生医療の信頼を損ねる悪質な行為だ」として懲役１０か月を求刑したのに対し、弁護側は、「実際に治療行為を行っていたのは医師であり、大きく報道され、被告は社会的制裁を受けている」などとして、執行猶予のついた判決を求めました。
判決は、来月（１２月）１４日に言い渡される予定です。
無届けでさい帯血を流通し投与させた罪に問われているクリニックの元経営者の男の初公判がきょう松山地裁で
開かれ、検察側は男に懲役１年６か月を求刑しました。
起訴状などによりますと、京都健康クリニックの元経営者坪秀祐被告（６０）は、国に届け出ず違法にさい帯血を投与
したり仲介販売した再生医療安全性確保法違反の罪に問われています。
きょうの初公判で坪被告は起訴内容を全面的に認めました。
続いて検察側は、坪被告が２０１１年以降さい帯血の投与や販売で少なくとも３億円以上を売り上げ、１億円近い利益を
得ていたと指摘。
これに対し坪被告は、「他のクリニックへ販売や仲介はしたがそのあとは医者の自己責任だと思っていた」と違法性の
認識はなかったとしました。
裁判は即日結審し、検察側は「患者に重篤な副作用を起こす可能性のある危険で悪質な犯行」などとして懲役１年
６ヵ月を求刑。
一方、弁護側は「この法律は坪被告がさい帯血医療を始めたあとにできたもの」などとして執行猶予付きの判決を
求めました。判決は来月２０日に言い渡されます。
赤ちゃんのへその緒などに含まれるさい帯血が国に無届けのまま投与されていた事件で、再生医療安全性確保法違反
の罪に問われている医師の男の初公判が１０日松山地裁で開かれ検察側は懲役１年を求刑しました。
再生医療安全性確保法違反の罪に問われているのは、東京都渋谷区にある表参道首藤クリニックの院長で医師の
首藤紳介被告です。
起訴状などによりますと首藤被告は去年７以降、国に必要な届け出をしないまま、アンチエイジングなどの目的で患者
４人にあわせて６回、さい帯血を投与したということです。松山地裁で開かれた初公判で首藤被告は「間違いありません」
と起訴内容を認めました。
冒頭陳述で検察側は、首藤被告がクリニックの経営権取得などで多額の負債を抱えていたことから、違法性を認識
しながら科学的根拠のないさい帯血の投与を続けていたと指摘しました。
また、カルテには、国に届け出る必要がない嘘の病名を記入していたということです。
検察側は「患者に副作用を生じさせる恐れのある危険な犯行で再生医療に対する信頼を損ねた結果は重大だ」
として懲役１年を求刑しました。
一方、弁護側は「クリニックを経営する意思はなく再犯の可能性はない」などとして執行猶予付きなどの判決を求めました。
へその緒などに含まれるさい帯血の違法投与事件で、東京の医師の初公判が松山地裁でありました。
検察側は、この医師が２８００万円以上の利益を得ていたと主張し、懲役１年を求刑しました。
初公判を迎えたのは、東京都渋谷区の表参道首藤クリニックの院長、首藤紳介被告４０歳です。
起訴状などによりますと、首藤被告は、国に無届けでさい帯血を違法に患者に投与したものです。
初公判で首藤被告は、「間違いありません」と起訴内容を認めました。
検察側は、首藤被告は、罰則が適用されたおととし１２月以降、さい帯血を２７回投与し、２８００万円以上の利益を得て
いたことや、カルテの偽装工作を明らかにした上で、「違法性を認識しながら臍帯血を提供し続け、医師としてカルテの
偽装工作を行っていたのは悪質」などとして、懲役１年を求刑しました。
弁護側は、「患者には効果がない可能性やリスクも話して同意の上で投与し、また、虚偽の説明を受け共犯者に
利用された」などとして罰金刑を求めました。
ttp://www.rsk.co.jp/sp/#local_news_20171110_8 去年11月、岡山県美咲町で自宅に火をつけ全焼させたとして、現住建造物等放火の罪に
問われている男性の裁判員裁判で岡山地裁は、心神喪失の状態にあったとして無罪を言い渡しました。
現住建造物---等放火の罪に問われているのは、岡山県津山市の無職、杉山宝利被告です。
杉山被告は去年11月、自宅の2階でベッドなどに灯油を撒きライターで火をつけ母屋と離れ、
それに隣接する納屋など合わせて約350平方mを全焼させた罪に問われています。
裁判では、犯行当時、うつ病を発症していた被告の責任能力の有無が争点になっていました。
10日の判決公判で岡山地裁の江見健一裁判長は、「被告は当時心神喪失の状態であり、被害妄想が深刻化した結果、
衝動的に犯行に及んだ」などとして、懲役3年の求刑に対し、無罪を言い渡しました。
さい帯血の違法投与をめぐる裁判で、東京のクリニックの院長の男に懲役１年が求刑されました。
求刑を受けたのは東京都の医師首藤紳介被告（４０）です。
起訴状などによりますと首藤被告は、民間バンクから流出したさい帯血を仲介業者から買い付け、自らが院長を務める
渋谷のクリニックで無届けのまま患者４人に投与した再生医療安全性確保法違反の罪に問われています。
きょうの公判で首藤被告は違法性は認識していたものの、販売業者らの説明に騙された部分もあると述べましたが、
検察側はカルテにうその病名を書いて偽造していたなどとして懲役１年を求刑しました。
一連の事件では５人が起訴されていて、年内に全ての被告に判決が言い渡されます。
土佐町の４４歳の元暴力団員の遺体を愛媛県内の山に埋めたとして、死体遺棄などの罪で懲役３年の判決を受けた元暴力団員の妻だった女が、６日までに最高裁判所に上告しました。
去年１０月、愛媛県砥部町の山の中に土佐町の元暴力団員、松崎裕三さん（４４）が遺体で埋められているのが見つかりました。
元暴力団員の妻だった西尾仁美被告（４６）は、おととし６月に知り合いの男３人と共謀し、遺体を山の中に埋めたとして、死体遺棄などの罪に問われました。
西尾被告は、裁判で事件への関与を否認し無罪を主張していましたが、２審の高松高等裁判所は、先月１９日に「被告は遺体の遺棄を指示する発言をしていた」として、１審に続いて懲役３年の判決を言い渡しました。
この判決について西尾被告は、今月１日に最高裁判所に上告したということです。
この事件では、死体遺棄などの罪に問われた男２人については、実刑と執行猶予の付いた有罪判決がそれぞれ確定し、殺人などの罪で懲役２３年の判決を受けた高知市の４２歳の無職の男は控訴しています。
土地を無断で売却して金を横領したとして業務上横領の罪に問われている長浜町漁協の元組合長に対し、
松山地裁は１３日、執行猶予つきの有罪判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、業務上横領の罪に問われた長浜町漁協の元組合長、神田輝雄被告です。
判決などによりますと神田被告は去年３月、元常務理事の下坂秀幸被告と共謀して漁協の土地を無断で売却し、
代金として受け取った５００万円のうち、２００万円を着服するなど、３回にわたってあわせて３３６万円を横領したということです。
判決公判で松山地裁の末広陽一裁判官は「組合長の立場を悪用した悪質な犯行」と指摘した上で、
「共犯者の下坂被告と被害弁償をほとんど済ませ反省している」などとして、懲役２年６か月、執行猶予３年の判決を言い渡しました。
ことし３月、徳島市の国道で前の車の走行を妨害するために、運転していた車を前に割り込ませたうえで歩道に
乗り上げ、高校生２人をはねて重軽傷を負わせたとして、危険運転傷害の罪に問われている男の初公判が開かれ、
被告は起訴された内容を認めました。
徳島市の会社員、山田昌司被告（４９）は、ことし３月、徳島市三軒屋町東の国道で前を走っていた軽乗用車を妨害
しようと、車で追い越して割り込んだ後、誤って歩道に乗り上げ、自転車に乗っていた高校生の男女２人をはねて
重軽傷を負わせたとして、危険運転傷害の罪に問われています。
７日、徳島地方裁判所で初公判が開かれ、山田被告は起訴された内容について「認めます」と述べました。
続いて行われた冒頭陳述で、検察側は「被告は時速１１２キロで車を割り込ませたうえ、歩道で被害者２人の自転車に
ぶつかった」と指摘しました。
その上で、検察側は「運転は極めて危険かつ悪質で、一歩間違えれば死亡事故にもなっていた。結果は重大だ」として、
懲役２年を求刑しました。
これに対し、弁護側は執行猶予のついた判決を求め、山田被告は「被害者の方々に心から謝罪します」と述べました。
裁判は７日で結審し、判決は今月１３日に言い渡されます。
去年９月、マツダの独身寮でおきた男性社員殺害事件で、強盗殺人の罪で起訴された男の別件の窃盗の裁判が行われ、
広島地方裁判所は有罪判決を言い渡しました。判決を受けたのはマツダの元社員・上川傑被告（２１）です。
上川被告は去年９月、マツダ社員寮で同僚の菅野恭平さん(当時１９）を殺害し、現金およそ１２０万円を奪ったとして、
強盗殺人の罪で起訴されています。www.tss-tv.co.jp/tssnews/000000162.html
きょうの裁判は、事件を分けて審理を進める『区分審理』で、上川被告がおととし７月、広島市南区のコンビニエンスストア
の駐車場で同僚の車の中から現金５万円を盗んだとして、窃盗の罪に問われているものです。
弁護側は窃盗について、「被告が弁済をしているにも関わらず、強盗殺人の裁判の際に被告の悪質さを立証するために、
あえて公訴を提起されたものだ」として起訴猶予を求めていました。
判決で丹羽芳徳（にわよしのり）裁判長は「被害者は処罰を求める意思をもって被害届を出していて、
捜査機関による不当な働きかけもなかった」などとして有罪判決を言い渡しました。
来週からは強盗殺人の公判が開かれ、窃盗罪の量刑は強盗殺人罪の量刑と合わせて言い渡されます。
赤ちゃんのへその緒などに含まれるさい帯血が国に届け出がないまま患者に投与されていた事件で、さい帯血の販売に関わったとして再生医療安全性確保法違反などの罪に問われている男の裁判がはじまり男は起訴された内容を認めました。
さい帯血を国に届け出ないまま美容などの目的で患者に投与したとして、ことし８月、さい帯血の保管や販売に関わった業者と医師らあわせて６人が逮捕され、このうち４人が、再生医療安全性確保法違反などの罪に問われています。
８日は、販売を仲介した大津市の坪秀祐被告（６０）の裁判が始まり、起訴された内容を認めました。
検察は、冒頭陳述で、「被告は、法律の罰則が適用されたあとも国に届け出をしていない医療機関にさい帯血を販売するなどして少なくとも３８００万円余りの利益を得ていた」と指摘しました。
続いて、被告は「違法だと分かっていたが、医師や患者からの求めがあったことや、借金があったため、販売してしまった」と述べました。
このあと検察は、「違法だと明確に認識しながら移植や販売を継続し多額の利益を得ていたことは強い非難が加えられるべきで、再生医療の信頼を損ねた結果は重大だ」と述べ懲役１年６か月を求刑しました。
これに対して、弁護士は、「被告は深く反省しさい帯血の販売にも一切関わらないと誓っている」などとして、執行猶予のついた判決を求めました。
８日で審理を終え、判決は、来月２０日に言い渡されます。
漁協の土地を売却した金の一部を着服したとして、業務上横領の罪に問われていた元組合長の男に松山地裁はきょう
執行猶予つきの判決を言い渡しました。
判決を受けたのは大洲市の長浜町漁協の元組合長、神田輝雄被告（６７）です。
判決によりますと神田被告は、当時の常務理事と共謀し去年３月、組合が管理していた土地を売却して得た金など
３３０万円余りを横領した罪です。
きょうの判決で末弘陽一裁判官は「組合トップが立場を利用し行った悪質な犯行だが被害の多くを弁償し反省の
態度が見える」として懲役２年６ヵ月・執行猶予３年の判決を言い渡しました。
赤ちゃんのへその緒などに含まれるさい帯血が国に届け出がないまま患者に投与されていた事件で、
再生医療安全性確保法違反の罪に問われている医師の裁判がはじまり、男は、起訴された内容を認めました。
さい帯血を国に届け出ないまま患者に投与したとして、ことし８月、さい帯血の保管や販売に関わった業者と医師ら
あわせて６人が逮捕され、このうち４人が、再生医療安全性確保法違反などの罪に問われています。
１０日は、東京・渋谷区のクリニックの院長で医師の首藤紳介被告（４０）の裁判が松山地方裁判所で始まり、被告は、
起訴された内容を認めました。
検察は冒頭陳述で、「被告が行ったさい帯血の移植は科学的な根拠がなく、国への届け出が義務づけられてからは、
届け出の必要がない治療のようにカルテを作成し、移植を繰り返した」と指摘しました。
続いて被告は、「違法かもしれないと思ったが、さい帯血の販売業者から問題無いと聞き、都合の良い解釈をしてしまった」と述べました。
このあと検察は、「重篤な副作用をもたらすおそれがある危険な犯行で、再生医療に対する国民の信頼を損ねた結果は重大だ。
常習性は顕著で摘発を免れるためカルテを偽装して移植を継続し極めて悪質だ」と述べ、懲役１年を求刑しました。
これに対して弁護士は、「今後クリニックを経営する意思はなく、深く反省している」として罰金刑か執行猶予付きの判決を求めました。
判決は来月２１日に言い渡されます。
ttp://www.ohk.co.jp/news/news.php?VNO=2907 去年、下関市で友人の男と共謀して知人の男性を殺害し、遺体を空き家の敷地に遺棄したとして、殺人と死体遺棄の罪に問われている男の裁判員裁判がきょうから始まり、男は起訴された内容を認めた上で、「被害者の同意があった」と主張しました。
下関市の無職、住吉辰也被告（４６）は去年１１月、友人の藤田達彦被告（４６）と共謀して下関市の路上で知人の門田健一さん（４１）の首をロープで絞めて殺害し、遺体を下関市の空き家の敷地に遺棄したとして殺人と死体遺棄の罪に問われています。
山口地方裁判所ではじまった裁判員裁判で、住吉被告は起訴された内容を認めたうえで、「被害者の同意があった」と主張しました。
この後、検察は冒頭陳述で、「住吉被告は藤田被告とともに被害者に対して日常的に暴力を振るい、事件当日も掃除の仕方が悪いなどと怒鳴りつけて、犯行に及んだ」と指摘しました。
一方、弁護側は、「被告は謝罪させようとしたが被害者が抵抗せずに首を差し出したので殺されることを承諾したと考えた。このため刑の軽い同意殺人罪にとどまる」と主張しました。
裁判はあす以降も開かれ、藤田被告らの証人尋問などが行われ、１１月３０日に判決が言い渡される予定です。
妻絞殺の夫 責任能力ありで起訴11/17 19:04
ことし８月、妻の首をコードで絞めて殺害したとして逮捕された下関市の７７歳の夫について、検察は精神鑑定の結果、刑事責任能力を問うことができるとして、殺人の罪で起訴しました。
殺人の罪で起訴されたのは、下関市の野々下忠男被告（７７）です。
野々下被告は、ことし８月、下関市伊倉本町で自宅の寝室で寝ていた妻の愛子さん（６８）の首をプリンターのコードで絞めて殺害した疑いで逮捕されました。
野々下被告は妻と２人暮らしで、当初、警察の調べに対し、首を絞めて死なせたことを認めたものの、「殺すつもりはなかった」と殺意を否認していました。
捜査関係者によりますと、野々下被告はその後に妻とのトラブルや、殺意をほのめかす供述をしていたということです。
このため、山口地方検察庁は責任能力を問えるかについて調べる必要があるとして、２か月あまりにわたって精神鑑定を行い、その結果、刑事責任能力があると判断して、殺人の罪で起訴しました。
検察は、公判に差し支えるとして、責任能力の程度や被告の認否については明らかにしていません。
受刑者の社会復帰などを支援する四国矯正展が１８日と１９日、東温市にある松山刑務所で行われています。
松山刑務所は全国７６の拘置所や刑務所の受刑者がつくった製品などの販売や、社会復帰に向けた取組みなどを紹介する矯正展を毎年、開いています。
家具や靴、小物などがお得に購入できるとあって、午前９時半のオープンと同時に大勢が詰めかけ、お気に入りの商品を品定めしていたほか、
刑務官の制服を着て記念撮影ができるコーナーも、人気を集めていました。
松山刑務所は「刑務所は閉ざされた場所というイメージがあるが、こうした催しを通してその役割に対する理解が進めば」と話していました。
東温市の松山刑務所で18日、四国矯正展が始まった。
刑務所の役割や受刑者の社会復帰に理解を深めても
らおうと一般人に開放。施設を見学できるほか、受刑
者が刑務作業で作った製品を販売。19日まで。
四国矯正展（11月18日18時5分）
刑務所の役割について理解を深めてもらおうと東温市内の松山刑務所で１８日から四国矯正展が始まりました。
この四国矯正展は毎年、松山刑務所で開かれていて、受刑者が生活する共同室や社会復帰するためものづくりの
技術を学ぶ工場などが一般に公開されています。
また全国の受刑者たちが丹精込めて作った机や棚といった木製家具や革靴などが展示販売されていて、訪れた人
たちは品質の高さを実感していました。
松山刑務所は刑務所の役割のほか、受刑者たちの社会復帰に理解を深めて欲しいと話しています。四
国矯正展は１９日まで開かれています。
医師免許を持たずに血液検査を繰り返しサプリを違法に販売したとして医師法違反などの罪に問われた男に対し、松山地裁は２０日、執行猶予つきの有罪判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、松山市小栗の「ホリスティック予防医学研究所」の理事長を名乗る杉喬夫被告です。
判決などによりますと杉被告は、医師免許が無いにも関わらず、７年間に渡り患者およそ１７００人に血液検査を行って医学的根拠のない診断をした上、サプリメントを医薬品として販売し、およそ１億２０００万円を売り上げていたということです。
このほか、杉被告は、全国各地で無届けの「さい帯血」が投与された事件で、患者をクリニックに紹介するなどしていたと見られています。
判決公判で松山地裁の末広陽一裁判官は「患者に適切な治療の機会を失わせた非常に悪質な犯行だ」と指摘した上で「反省していて再犯の可能性が低い」などとして懲役２年、罰金２００万円、執行猶予３年の判決を言い渡しました。
去年９月、広島市にある自動車メーカー・マツダの独身寮で同僚を殺害し現金１２０万円
を奪ったなどとして強盗殺人の罪に問われている男の裁判員裁判が、１４日朝から広島地方裁判所で始まっています。【記事全文】
裁判所前から中継です。こちらは広島地裁前です。
裁判は午前１０時から始まっていて、現在、法廷では証拠調べが行われています。
この事件で強盗殺人の罪に問われている上川傑被告は頭を丸めた坊主姿で法廷に現れました。
終始緊張した様子で座っている際も常に握りこぶしを作り、ひざの上に置いていました。
起訴状によりますと、去年９月上川被告はマツダの独身寮で当時１９歳だった菅野恭平さんの頭を消火器で殴るなどして殺害し、現金およそ１２０万円などを奪ったとされています。
この起訴内容についてさきほど法廷で上川被告は「暴行を加えたが、殺すつもりはなく、暴行時お金を持っていることは知らなかった」と述べ殺意と金銭目的の犯行を否定しました。
これに対し検察側は、冒頭陳述で、「消火器で頭と背中を数回殴っていて、殺意はあった」「犯行前にあらかじめ現金を引き落とすよう指示していた」などと指摘し殺意と強盗の意思があったと主張しました。
続いて行われた弁護側の冒頭陳述で、弁護人は「交際相手を悪く言われたことに腹を立てて暴行を加えたのであって殺意はなかった」「現金を引き落とすよう指示した事実はない」と述べ犯行は、傷害致死と窃盗の罪の成立にとどまると主張しました。
強盗殺人罪が成立するかどうかが焦点となっているこの裁判。
連日、審理が行われ来月６日に判決が言い渡される予定です。以上、広島地裁前からでした。
医師免許を持たずに血液検査を繰り返しサプリを違法に販売したとして医師法違反などの罪に問われた男に対し、松山地裁は２０日、執行猶予つきの有罪判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、松山市小栗の「ホリスティック予防医学研究所」の理事長を名乗る杉喬夫被告です。
判決などによりますと杉被告は、医師免許が無いにも関わらず、７年間に渡り患者およそ１７００人に血液検査を行って医学的根拠のない診断をした上、サプリメントを医薬品として販売し、およそ１億２０００万円を売り上げていたということです。
このほか、杉被告は、全国各地で無届けの「さい帯血」が投与された事件で、患者をクリニックに紹介するなどしていたと見られています。
判決公判で松山地裁の末広陽一裁判官は「患者に適切な治療の機会を失わせた非常に悪質な犯行だ」と指摘した上で「反省していて再犯の可能性が低い」などとして懲役２年、罰金２００万円、執行猶予３年の判決を言い渡しました。
自動車メーカー「マツダ」の広島市の社員寮で１９歳の男性を殺害し、現金およそ１２０万円を奪ったとして、強盗殺人の罪に問われている同僚の２１歳の男の初公判が１４日、広島地方裁判所で開かれ、
男は暴行して死なせたことは認めましたが、殺意や強盗目的については否認しました。
自動車メーカー「マツダ」の元社員、上川傑被告（２１）は去年９月、広島市南区にある社員寮の非常階段で同じ寮に住む菅野恭平さん（１９）の顔を床などにたたきつけたあと、頭などを消火器で殴るなどして殺害し、
現金およそ１２０万円を奪ったとして、強盗殺人の罪に問われています。
１４日に広島地方裁判所で行われた裁判員裁判の初公判で、上川被告は「暴行を加えて死亡させ現金を持ち去ったが、殺すつもりはなかった。現金を持っていることは知らず、現金を奪う目的もなかった」と述べ、起訴内容のうち、
殺意や強盗目的については否認しました。
検察は冒頭陳述で「被告は事件の直前、被害者を自分の車に乗せ、複数の金融機関を回り、多額の現金を引き出させていた。発覚を免れることが殺害の動機で、金欲しさの短絡的な犯行だ」などと指摘しました。
一方、弁護側は「暴行は交際相手を悪く言われたことに腹を立てたことによるもので、暴行後に現金が入った封筒が見えた時に、初めて金をとる気持ちが生じた」などとして、成立するのは傷害致死と窃盗の罪にとどまると主張しました。
裁判は１５日も行われます。
愛媛県大洲市の漁業協同組合が管理していた現金およそ３４０万円を着服したとして、業務上横領の罪に問われた
組合の元常務理事について、松山地方裁判所は、懲役２年６か月、執行猶予３年の有罪判決を言い渡しました。
大洲市にある長浜町漁業協同組合の元常務理事、下坂秀幸被告（４６）は、去年３月から７月にかけ、当時の組合長と
ともに、土地の売却代金など組合が管理していた現金あわせておよそ３４０万円を着服したとして、業務上横領の罪に問われました。
１４日の判決で松山地方裁判所の南うらら裁判官は、「借金の返済や遊興費にあてようと、３回にわたって組合の現金
を着服した犯行は悪質で、強い非難に値する」と指摘しました。
その上で、「被告と元組合長は、横領した現金のすべてを弁償する姿勢を示し、反省もしている」などとして、懲役２年６か月、執行猶予３年を言い渡しました。
また、同じく業務上横領の罪に問われた漁協の元組合長、神田輝雄被告（６７）についても１３日、懲役２年６か月、執行猶予３年の有罪判決が言い渡されています。
ttp://news.rcc.jp/?i=28683#a 自動車メーカー・マツダの独身寮で同僚を殺害し現金１２０万円を奪ったとして強盗殺人の罪に問われている男の裁判員裁判です。
１５日は解剖医の証言と被告人質問がありました。[2017.11.15 19:10] 【記事全文】
マツダ寮強盗殺人事件 解剖医が証言
ttp://news.rcc.jp/?i=28681#a 去[2017.11.15 12:9] 【記事全文】
自動車メーカー「マツダ」の広島市の社員寮で１９歳の男性を殺害し、現金およそ１２０万円を奪ったとして、強盗殺人の罪に問われている同僚の２１歳の男に対する被告人質問で、男は殺意や強盗目的について重ねて否認しました。
自動車メーカー「マツダ」の元社員、上川傑被告（２１）は去年９月、広島市南区にある社員寮の非常階段で、同じ寮に住む菅野恭平さん（当時１９）の頭を消火器で殴るなどして殺害し、現金およそ１２０万円を奪ったとして、強盗殺人の罪に問われています。
広島地方裁判所で１４日に続いて開かれた裁判で、菅野さんの司法解剖を担当した医師が検察側の証人として出廷し、「被害者はうつぶせに階段に顔をつけた状態で、後頭部を消火器で意図的にかなり強い力で殴られたと考えるのが合理的だ」と証言しました。
このあとの被告人質問で、弁護士からの質問に対し、上川被告は「『被害者が死ぬかもしれない』とは考えなかった。交際相手のことを悪く言われて腹が立ち、殴っても謝らなかったので消火器を上から落とした」と述べました。
そして、上川被告は「被害者が現金を持っていることは、暴行後、立ち去る際に初めて気づき、とろうという気持ちになった」と話し、殺意や強盗目的について重ねて否認しました。
次回の裁判は今月２０日に行われ、検察官からの被告人質問などが行われます。
今年１月から２月にかけて、三好市の老人ホームで部屋の衣類などに火をつけて施設を燃やそうとしたとして、現住建造物等放火未遂の罪に問われている元臨時職員の女の裁判員裁判が始まり、女は「建物を燃やそうというつもりはなかった」と述べ、
起訴された内容を一部否認しました。
三好市の養護老人ホームの元臨時職員、土井晃子被告（４６）は今年１月から２月にかけて、勤務していた老人ホームの部屋で布団や衣類に火をつけるなどして施設を燃やそうとしたとして、現住建造物等放火未遂の罪に問われています。
徳島地方裁判所で開かれた裁判員裁判の初公判で土井被告は「私が放火したことには間違いないが、建物を燃やそうというつもりはなかった」と述べ、起訴された内容を一部否認しました。
冒頭陳述で検察側は「部屋の壁や床などの材質に可燃性のものが多いことや、被告がすぐに消火の行動をとっていないことなどから、建物に火が燃え移る可能性を認識していたことは明らかだ」などと指摘しました。
これに対し弁護側は「被告は火災報知器など消火設備の存在を知っていた。その上、被告は日中に火をつけ、施設にまで燃え広がるとは考えていなかった。被告は職場でいじめを受けるなど環境は過酷で、犯行にくむべき事情がある」などと主張しました。
裁判は１６日と１７日も審理が行われます。
１０月１日、山口市の山口地方裁判所で被告の女が傍聴席に向かって走り出し外に出ようと事件で、取り押さえようとした検察庁の事務官が腕に軽いけがをしていたことが分かり、検察は逃走未遂と傷害の罪で起訴しました。
起訴されたのは、住所不定無職の、廣田智子被告（３０）です。
廣田被告は窃盗と覚せい剤取締法違反の罪に問われ、１１月１日に開かれた裁判の直後に、傍聴席に向かって走り出し、傍聴していた検察庁の職員に「だめだよ」と声をかけられて行く手を阻まれ、法廷内にいた検察庁の事務官に取り押さえられました。
この際、事務官は腕をかまれて、軽いけがをしていたということです。
山口地方検察庁は２２日廣田被告を裁判で勾留中にも関わらず逃げだそうとした加重逃走未遂と、傷害の罪で起訴しました。
さい帯血の違法投与事件の捜査の発端となった医師法違反などの罪に問われている松山市の男に対し松山地裁は
きょう罰金と執行猶予つきの有罪判決を言い渡しました。判決を受けたのは松山市小栗の杉喬夫被告（７０）です。
判決によりますと杉被告は医師免許がないのに１回１万円から１万５千円の料金で血液診断を行ったほか、
その結果に応じ許可なく医薬品を販売し利益を得た罪です。
きょうの裁判で末弘陽一裁判長は「年間２０００から３０００万円の利益を上げ悪質性が高いが反省の態度や再犯に
及ばない決意を見せている」として、杉被告に罰金２００万円と懲役２年執行猶予３年の有罪判決を言い渡しました。
三好市の老人ホームで衣類などに火をつけて施設を燃やそうとしたとして現住建造物等放火未遂の罪に問われている元臨時職員の女の裁判員裁判で、検察は１７日、「多くの人を危険にさらし、悪質だ」などとして、懲役５年を求刑しました。
三好市の養護老人ホームの元臨時職員、土井晃子被告（４６）は、ことし１月から２月にかけて、勤務していた老人ホームの部屋で布団や衣類に火をつけるなどして施設を燃やそうとしたとして、現住建造物等放火未遂の罪に問われています。
１７日の裁判で、検察は「室内には燃える素材が多くあることを、被告が認識していたのは明らかだ。放火が半月の間に連続するなど多くの人を危険にさらし、不安にさせた点で悪質だ」などと指摘し、懲役５年を求刑しました。
これに対し、弁護側は「被告に建物を燃やしたいという気持ちはなく、防火設備の存在も知っていた。また、犯行は、被告が施設の半数以上の従業員からいじめを受け、過酷なストレス環境の中で起こった」などと述べて、放火は認めたうえで、
建物まで燃やすつもりはなかったと改めて主張し、執行猶予が付いた判決を求めました。
また、裁判の最後に、土井被告は「施設の入居者の方、職員の方、地域の皆様に大変ご迷惑をおかけしました。申し訳ございません」と述べました。
判決は今月２２日に言い渡される予定です。
自動車メーカー「マツダ」の広島市の社員寮で同僚の１９歳の男性を殺害し、現金を奪ったとして強盗殺人の罪に
問われている男の裁判で２０日、検察の被告人質問が行われ、男は殺意や強盗目的について改めて否定しました。
自動車メーカー「マツダ」の元社員、上川傑被告（２１）は去年９月、広島市南区にある社員寮の非常階段で同じ寮に
住む菅野恭平さん（当時１９）の頭を消火器で殴るなどして殺害し、現金およそ１２０万円を奪ったとして、強盗殺人の
罪に問われています。
２０日、広島地方裁判所で検察の被告人質問が行われ、上川被告は菅野さんを襲った状況について「交際相手を
ばかにされたため暴行した。消火器を背中に２回打ちつけたあと、足の位置を変えようとしてバランスを崩した際に、
消火器が結果的に頭のあたりに当たってしまった」などと主張し、殺意を改めて否定しました。
また「現場を立ち去る前に被害者のカバンの中が見え、見たことのない金額に欲がわき、現金を取ってしまった」
と強盗目的も否定しました。
ttps://www.rsk.co.jp/sp/news/rsk_news.html#local_news_20171127_1 去年9月、岡山市北区のパチンコ店の前で、男性を脅し現金20万円を奪ったとして強盗などの罪に問われている34歳の男に、岡山地裁は、懲役10年の判決を言い渡しました。
強盗と建造物侵入の罪に問われているのは、大阪市の会社員、香山皓平被告です。
去年9月、別の男と共謀して、岡山市北区下中野のパチンコ店の前の道路で、店を出て車に乗ろうとした男性にカッターナイフを突きつけて脅し、現金20万円を奪ったなど、4件の強盗事件にかかわった罪に問われています。
香山被告は、5月の初公判で、「犯行を補助しただけで共謀はしていない」と起訴内容を一部否認していました。
判決で、岡山地裁の岡本康博裁判官は、「自ら利益を得る目的で犯行に関与していた刃物で襲撃された被害者らが被った精神的被害は甚大」として、懲役10年の判決を言い渡しました。
ttps://www.rsk.co.jp/sp/news/rsk_news.html#local_news_20171127_1 去年9月、岡山市北区のパチンコ店の前で、男性を脅し現金20万円を奪ったとして強盗などの罪に問われている34歳の男に、岡山地裁は、懲役10年の判決を言い渡しました。
強盗と建造物侵入の罪に問---われているのは、大阪市の会社員、香山皓平被告です。
去年9月、別の男と共謀して、岡山市北区下中野のパチンコ店の前の道路で、店を出て車に乗ろうとした男性に
カッターナイフを突きつけて脅し、現金20万円を奪ったなど、4件の強盗事件にかかわった罪に問われています。
香山被告は、5月の初公判で、「犯行を補助しただけで共謀はしていない」と起訴内容を一部否認していました。
判決で、岡山地裁の岡本康博裁判官は、「自ら利益を得る目的で犯行に関与していた刃物で襲撃された被害者らが被った精神的被害は甚大」として、懲役10年の判決を言い渡しました。
