休みだしのんびりいく
中学生のころかなり授業をサボっていた為、基本がまず抜け落ちていた。
高校もかなーり緩いところで、周りの奴らもまぁ…そういう感じのやつら。
「あぁここ元引きこもりの根暗が来て馴染めるもんじゃねーわ」と思い、親に頼んで家庭教師をとることを決心。
ちなみになんで塾じゃなくカテキョなのかというと、元不登校だし、「通う」って事に慣れてなかった。
てかたぶん今でも嫌いなんだと思う
中学卒業と同時に彼女ができた。ぶっちゃけノリだったし、そんな好きでもなかったし、最低だけど「ヤレればラッキー」くらいにしか考えてなかった。
面倒だなと思うことも多々あった。周りの奴らのよく言う「好きなら許せる」ってのが本当に分からなかった。
それを彼女に伝えたことはついぞなかったけど
割と近く、と言っても電車で10分弱のとこに住んでた大学生のバイトの人だった
Aでいいか。
Aは結構ラフな人だった。最初「俺君」呼びだったのがすぐ「あんた」になってたし。
それにつられて俺も明るくなっていった。
よろしくね、とか何が苦手なのかな、とか聞かれて全部ですね。って答えたら笑われた。
第一印象はちょっとキツめだっただけに、ケタケタ笑ったのがすごい印象的だったよ
「夏休み中に一年、できれば二年の範囲も進めちゃいたいね」
割と鬼だな、と思った
だが流石出来るオーラばりばりなだけあって教え方もうまく、勉強自体は滞りなく進んでいったんだ
夏休み終わり辺りから2年の範囲に入っていった。早すぎだろ、おおざっぱすぎないか、大丈夫なのか、とか色々悩んでたけど（ぶっちゃけ口に出して文句言ったけど）
地頭いいから大丈夫だよ〜なんて言われてしまい、褒められるの大好きなチョロイ俺はあっさり受け入れてしまった
「どうすればイイ男()になれるか」なんて日々研究し、それを彼女で実践していた。
彼女の事は大分前から好きではなかったと思う。せいぜい付き合って一か月くらいまでは好きだったんじゃないかな
だけどその頃は「異性との付き合い方の練習相手」としか思ってなかった。我ながら最低だとは思うけど、
周りからみたらそりゃもうラブラブだったんだよ。
歯の浮くようなセリフいった後にキスしたりなんかしたけど、うれしいとか以前に自分のキスの下手さにガチ凹みしたり、相手の気持ちがどうとかは頭の中になかった。
A「うん？」
俺「好きってなにかね」
A「あんたよくわけわからん事急に言うよね」
みたいな会話があったのも確かこの時。もう2か月たったころにはため口になっていた。
彼女の事が好きで付き合ってるのか、惰性で付き合ってるのかよくわかんねーんだわ。って正直に話したら、
「は！？彼女いたの！？」って言われた。ノートに顔向けてたけど多分「あんたなんかに！？」
って顔してた。
とか唸ってた。 まぁ多分どう答えられても納得しなかったろうし別によかった。
「んじゃ先生好きな人いるん？彼氏とか」
今はいないなー、って言葉の「今は」ってのがなんでかすっげぇ胸に刺さったのを覚えてる
まぁ今考えると答えは単純なんだけどさ
とちゃかすようなノリで言われた。分かってるわそんなん、とか色々言いたかったけど、確か我慢した・・・はず
でも多分そこまで見透かされてたんだろう、「ってのを言わなきゃいけない立場なんだわアタシ。」
って言われてしまった。
そのあとはなんだかよくわからんノリで説教されつづけた。青いねぇー！青春だねー！とかさんざん言われたけど、6つ上ってのはそんなに達観できるもんなのか？とか思って、
んでなんか悔しかったから「大学生にもなって彼氏いねーのにうっせーわ！」
って言ったんだよ。いつものノリで。
そしたら急に黙っちゃってさぁ、「んーそうだね、ごめんごめんｗ」とか言ってきた。さっきまで軽く酔っぱらったみたいなテンションだった癖に。
とっさにに俺なんかまずいこと言ったと思って、「ごめん、なんか悪いこと言った？」って謝った。
「悪いこと言ったってｗ決まってるでしょそんなんｗ」ていわれたけど、まぁはぐらかされてるよなこれ。
「なんかあるのかよ？」って聞いちゃったんだ。そしたら、酷い家なんだ、うち。お金がいるんだよー
って、なんていうか無理してかるーく言ってるというか、気にしてない演技してるような言い方でさらっと言われた。
ではっと、「なにそれ、どゆこと？」とさらに聞いちゃった。
詮索好きはモテないぞーｗって言われて気づいたんだけど、さらっとさわりの部分だけ話して、あとはおちゃらけて逃げるつもりだな、と
そうはいくか、とか謎のしつこさで問い詰めたんだけど、自分でもなんでこんな気になるのかわからなかった。
まだ知り合って2か月ちょっとだってのに、まぁそれでも結構仲良くなれたけど、こんな風に言われていい気はしないだろうと思い、とっさに
「いや、やっぱ嫌なら話さなくていい」
といった。
「ここまでしつこく聞いといて今更引くの！？ｗ」
って素で反応された。いやちょっと…気になってどうかしてたワ
とかよくわからん返事したけど、「いいよ、話してあげるよ」って。
あんま人の身の上話するもんじゃないと思うから簡単に言うけど、
父親が金持って逃げた、母がどうしても大学には行けと言った、だからせめて自分の生活はきっちり自分で…
的な。
まぁ重かったよ。当時誕生日迎えて16歳だったけど、なんで聞いたんだろってちょっと後悔した。
気まずかったし、終わりかけの課題に集中したらあっというまに全部済ませてしまって、余った時間の手慰みが情けなかった。
って言われた。
それだけは約束する、とかかっこいいセリフは口に出せず、やっぱり気まずいままその日はお別れとなった。
んで同じ週の次の日。
「あのさぁ俺ー。」
「なに」
「あんた彼女の事踏み台として見てるんでしょ？」
図星だった。ここで違うとか言ってもどうせ見透かされるしなぁ…とか思って、「誰にも言うなよ」
としか言えなかった。
「まぁそれはいいとしてさ、やっぱ別れたら？」って言ってきた。「それはいいとして」？？
「ごめんわけわからん」
まぁAが言うには、母さんは父さんのことを本当に愛していた。だから、出て行ったときの落ち込みようはみていられなかった。
「少し、あんたの彼女と母さんが重なったのよ」
いきなり気まずい話ぶちこんでくんじゃねーよｳﾞｫｹ！とかは流石に言えない。
「まぁ…そろそろそうかもな」とか適当にごまかしつつ、その日の勉強をこなした。
あれから特になんもなく、彼女とは別れて、それを報告したら「そか、なんかごめんね」
と言われた。「別に元からこっちの問題だったし」
とか取り繕って、やっぱりそのあとは特になんもなかった。
んで、聞いてみた
「前に好きだった人ってどんな奴なん？」
「やっぱり急に変なこと言うよねぇ、今回は急でもないけど」
高校での彼氏。転校していってしまい、遠距離になり自然消滅。
って感じ。
なぜかこの話聞いてる時も、胸が痛かった。クソが！！って叫びたくなった。 なんだろねー。
「どこまで進んだのさ？」
とか聞いちゃったのは、自暴自棄ってのと、謎の胸の痛みの正体を突き止めるためだった。
「んー・・・秘密」
脈拍やべぇっての。
モヤモヤすんのをどうにか打ち消す方法が勉強だけだった。
底辺校内ではずば抜けて成績トップだったし、ちょっと悪ぶってた時期だったので、懲りずに二人目の彼女を作った。
そん時はAに隠してた。 自然消滅した彼氏とか、多分嘘だと思う。自分から振ったんだろう、金が要るから。
あとから気づいたけどAは不器用だった。
をやってたんだよね、それも結構なペースで。
「頭いいとこ転校したいでしょ？」って言われて、あぁそうだった、この人俺の家庭教師だったわ、友達じゃねーんだ
ってのを改めて認識したとき、どうしようもなくむしゃくしゃした。表には出して無い自信はあるけど、当時の彼女にぶつけてた。
ぶつけるってのは、半ば自暴自棄に強気に接してたって感じ。元が根暗の引きこもりだぜ？多分まわりのヤンキーにも影響されてたんだろうな。
そんなこんなで割と無理やり童貞卒業。でも、凄まじい罪悪感と嫌悪感が俺を襲った。
そのあとはお得意の言い訳で彼女の機嫌を取り直し、またヤるってのを繰り替えしてた。
むしゃくしゃしたのを全部そうやって発散してた。Aにバレないように、夏休みの間も、勉強、ストレス発散を何度も何度も
この時俺はこれが「好き」だとか思いもしなかったから、
「俺ってこんなにお人よしだったのか？」とか思ってた。
んで2年の夏休み明けに俺は転校した。同時に彼女と別れた。
そこそこ頭のいいとこで、明るくて頭もよくてスポーツもできて、ってやつがたくさんいた。
前の学校とは違う、健全で健康なオーラに圧倒されて、俺はまた学校にいる間は根暗に戻ってしまった。
Aのおかげで勉強面は問題なかったし、まぁ運動音痴ってわけでもなかったので、学校生活はそこそこ充実していた。
慣れてきたころにはまたちょいワルに戻ってたけど、多分虚勢はってたのと、彼女にぶつけてたモヤモヤむしゃくしゃを当たり散らす、「あいつはあー言うやつだから」って言い訳づくりだったんだと思う。
自分でも何言ってるかわからん。
んで、その学校にはリア充が多かった。
前の底辺校みたいな、体だけの付き合いじゃない、仲のいい、明るい「カップル」ってのが。
また聞いてみた、人を好きになるってそんなにいいことかね？って
「いや〜デメリットがひとつあるぞ、そいつの事ばっか考えすぎて勉強が身につかない！ｗｗ」
バカップルが！！とか思ったけど、ハッとした。
俺ずーっとAのこと考えてるじゃん、なに、これが恋だっての？好きだっての？
って内容がその日その週頭ん中グルグルしてた
ふつーに会話もしにくくなる、ちょっと近くにくると心臓ヤバイ・・・とかいう少女漫画のヒロイン役のような症状が出始めた。
「何あんた、どうしたの？」
「学校でなんかあった？」
とかならまだしも、
「あ、好きな子できたの！？ちゃんと！？」
とか言われたときは参った。
うっせー！としか言えなかったし、それで好きな相手が居るってのがバレた。相手が自分だとも知らずにいじってくるようになってしまったんだわ・・・
こんときが確か秋休み前辺りで、ちょうど誕生日と休みがかぶってたのよ。
お世話になってるから、とかいう口実で出かける、連絡先ゲットするという目標を立てた。
おっしゃこれは勝ったで、とか思ってたときに気づいたけど、俺は案外あっさり好きって感情を受け入れてるんだなあって。
みたいな。
んで直球に、
「こんど誕生日祝うよ、１９日空いてる？」
「おー！えー！いいのにー！空いてる空いてる！」
「（友達いねーのかな…）んじゃ随時連絡するからメアドくれ」
「あーおっけおっけ」
スムーズ過ぎる・・！そう思ったのも束の間、
「なに、年上相手の練習か〜？？ｗｗ」
とか言われた。ぶっちゃけ超びびったし、態度にも出してしまった。
けど流石に自分狙いだとは思われなくて、
「えぇー…図星かよー…」
と言われてしまった。あーもう違う違う！とガキっぽくごまかすくらいしか出来ない自分が少し情けなくて凹んだり。
まぁサプライズされておこう！とか言われて事なきを得たが、え、サプライズ？なにそれ？
と、なぜかサプライズをするハメになっていた。てか知ってたらサプライズじゃなくね。
先に言っておくと、俺はふつーにプレゼント渡してショッピング的なのに付き合っただけだった。
服を選んだりイヤリングを選んだり、いつもの勝気ですこし男勝りなAとのギャップで萌え死にそうだった。
胸が鳴りっぱなしだった。これが好きか・・・とかいっちょまえに思ったりした。
金は全部出した。
すごく申し訳なさそうにしていたので、培った強気スキルでいいから奢らせろと・・・
口下手にも程がある。
そんなこんなでとても楽しかったし、楽しんでくれた。
「デートみたいだねぇ」だった。
ぶっちゃけ勃った。
その直後に「まぁこんな年上嫌だろうけどｗｗ」って言っていたけど、気にしたことなかったので意外だった。
「気にしたことないよ」って言ったら、かなり驚いてた。まあ６歳上って結構本人は気にするもんなんだろう。
いま思うとこれ普通に脈アリの会話じゃね。
で、だ。
電車でふた駅のところに、大きな公園があった。夜、そこ二人で歩いてたんだ。
なんでこんないい雰囲気にもって行けたかは今でもわからん…ただ、行ってみようかとさらっと言われたので、そうだなと返しただけだった
「今日、ありがとね」
と、なんか泣きそうな雰囲気で言ってきたんだ。
「ん…まぁ…」くらいしか言えない俺ｶｯｺﾜﾙｲ
そのあとは無言だった。でも気まずくない、心地いい静けさがあった。
公園の西口から南口までカーブ描いて歩いたとこで、ベンチに座った。ら、
座ってすぐ、肩によっかかってきた。
んん？と思い、
「なぁ、だいじょぶ？」
ときいたら、「ダイジョブじゃない」
と。俺はピンときた、イケる。と。
てか普通に口から滑りでた。
「好きだ。」って。 すげー驚いてた。
「あんた好きな人いるんじゃないの！？」
「いやAのことだし」
「はぁ！？！？」
「付き合って」
「え・・・こんな年上・・・」
「気にしないってば・・・」
てな流れで、付き合うことになった。
あとから、「好きな人できたんだなぁと思って嬉しかったけど、自分だと思うとこそばゆくなってきた」と言われた。
「下手だな先生・・・」
「うっさい！あんましたことないの！」
「あんま」 って部分にムカッとモヤっときた俺は強引にもう一回キスした。
なんというか満たされた。
キスはしたことあったけど、はじめて好きな人とするような、そんな感じ。
あんたは年にしちゃうますぎて引く。と言われたけど、
無理くりヤリまくってたとか言えない・・・
Aは初めてじゃなかった。けど、２回しかしたことない、まだ痛いから〜だの色々と赤裸々に注文してきた。
俺は今まで覚えたテクを総動員してなるべく痛くないように、気持ちいいようにと頑張った。
ヤリ珍がバレた。
多分、グレかけてた時期に親よりもそばにいた「先生」だから、気づいてたのかもしれない。
「それより、してもらいっぱなしじゃ先生としての顔が立たないからさ・・・次動かないで」
元気だな先生！！
「痛くないのかよ！？てかなんでそんなやる気なのさ！」
「おかげでめっちゃ気持ちよかったわ！（イってなかったから多分嘘）あんた生意気なんじゃ！」
こんときは口でしてくれたんだが、一穴童貞だった俺はそっちの刺激に耐え切れなかった・・・
こっちの余裕がなくなり過ぎて、向こうはほぼ初めてのくせにドヤ顔でマウントをとっていた。
「ちょ、おま、」
「ﾓｺﾞﾓｺﾞﾓｺﾞ」（「お前」だとｺﾗ）
「そこで喋んな！！マジで！！！」
「〜♪」
「やっちょ・・・あーもう！！（泣）」
めっちゃ出た。
「金使わせるようなことしないから」
と言ったらきょとんとしてた。
「あー、あはは、そんなの気にしなくていいよぉ」
「いやでも」
「だって、私も好きになったんだもん。こんどは遠くに行かなさそうだし？ｗ」
「…絶対責任取るから」
「重っ！！えー！…ありがとうと言っておくべきか・・・？」
（悩むなよ・・・てか重いのか・・・）
コンビニでレジ打ってるだけだけどね。Aには内緒。
すこしずつお金を貯めていって、Aとのデートのお金は無理やりこっちが出した。でも後から貯金箱に勝手に返金が突っ込まれたりしてたし、ストレスだろうと思ってやめた。
今は彼女の通っていた大学に俺も通っている。
尻すぼみで悪いけど、今度実家に挨拶に向かうから思い出しつつ書いてみた。
駄文すまない、んじゃ。
ヤミ金でお困りの方。
保証人、担保不要です。
是非ご相談下さい、詳しくはHPをご覧下さい。
会社にお勤めの方、自営業、フリーター、風俗・水商売など業種にかかわらずお気軽にstaに、ご相談ください。
特定非営利活動法人 STA
当日融資可能です。
お金の悩み、相談はｴｽ ﾃｨｰ ｴｰで
詳しくはHPをご覧下さい。
今月の生活費が足りないかも… 。
急な出費でお財布がカラッポ… 。
リアルに一か月一万円で生活しないとやばい！
借金の返済が立て込んでどうしようもない！ （金融機関、住宅ローン、会社、個人など）
給料が減少し、生活が苦しい ！
そんなアナタのお金の悩み、相談はエスティーエーで
ホームページもあります、ｴﾇﾋﾟｰｵｰ法人エスティーエーでケンサク！
ttp://https://www.instagram.com/p/BbwGBouBbyM/ 