ビートルズ本で一番面白いのは?
: ホワイトアルバムさん [sage] 2019/04/02(火) 02:41:18.49ID:???0 なければストーンズ本でもよし 一番最悪なザッパ本でもよし : ホワイトアルバムさん [sage] 2019/04/02(火) 02:45:54.73ID:???0 では私から ビートルズ大百科 ローリング・ストーンズ大百科 この2冊はうンこ色にとろけるほど使い倒しました どのアルバムが全米ナンバーワンで、どのシングルがチャートインせず、など せいぜいこのくらいのことしか分かりませんが、とても重宝しています : ホワイトアルバムさん [sage] 2019/04/02(火) 07:13:11.91ID:???0 「なんたってビートルズ」は高1の頃に買って毎日のように読み込んでいた クラスに5人ほど凄いビートルズファンがいてこの本を薦めてくれたんだな そのうちの1人はジョンレノンを京都で目撃した!と言ってたなぁ・・懐かしい想い出だ。 : ホワイトアルバムさん [] 2019/04/02(火) 08:33:24.07:/iDIljtF0 中学1年生の頃、ホワイトアルバムのLPを買いに行ったとき、レコード店でもらったTHE BEATLES FOREVER 10th Anniversary。 東芝音工が発行した非売品の小冊子。 最近シネクラの斉藤早苗さんに見せたら、当時編集に携わったと言っていた。 これを読むと、横尾忠則さん手書きの「ビートルズ宣言」なる折り込み記事や、今は亡き加藤和彦さんが「真っ白け」の2枚を「僕の選んだ一枚」にしていたり当時の状況がよみがえる。 ビートルズの各楽曲の作詞作曲、ヴォーカルとか挿入レコードNo.が記載されてる。また輸入盤販売リストには、英米仏伊西などそれぞれの国からの輸入盤のレコードNo.も記載されてる。 メンバーのソロアルバム紹介ページには、今じゃ絶対紹介されないジョンの「ジョンとヨーコ/「未完成」作品 第2番」も掲載されてる。「ビートル・ジョンにベッドはない」という迷曲も出てる。 : ホワイトアルバムさん [sage] 2019/04/02(火) 09:02:53.31ID:???0 ガキの頃よく読んだ思い出のビートルズ本といえば ハンターデイヴィスの公式本だな。 : ホワイトアルバムさん [] 2019/04/02(火) 09:16:55.50:/iDIljtF0 ハンター・デヴィス : ホワイトアルバムさん [sage] 2019/04/02(火) 10:37:37.01ID:???0 「ビートルズを歩こう! 」 ロンドンのBeatles所縁の地が地図付きでガイド こないだ初めてロンドン行った時に参考にした : ホワイトアルバムさん [sage] 2019/04/02(火) 12:20:40.38ID:???0 ジョンが1970年にビートルズ回想を含んだインタビューを出してて。邦題は 「ビートルズ革命」その後「回想するジョン・レノン」。新訳が出ると 「レノン・リメンバーズ」と原題をカタカナにしただけの題に変わってまた 発行されてる。 ビートルズ本で最も面白いのはこれだろう。彼がどういう人だったか分かる し、ビートルズ時代には押し殺していた本音をさらけ出している。平和運動は 、若い頃に暴力的だった自分への罪滅ぼし、的な事も喋っている。 1980年に活動再開にあたって多くのインタビューを残しててこれも面白い。 ポールがジョンの新曲をリハーサルする際にきまって曲に合わないようなこと をやりだして曲をぶち壊していくときがあった。あれは俺の錯覚かと最初は 思ったが、そうじゃない、実際に彼は俺の曲を壊そうとしていた、という ポールへの不信感をこの頃になってもまだ持っていたことも喋っている。 「ポールは無意識にいい曲をぶち壊してしまうんだ」は「ジョンとヨーコ ラスト・インタビュー」(集英社)にある。「たいていはポールの曲の細かい 点を処理するのに時間を費やしてた。だから僕の曲、特に「ストロベリーフィ ールズ」や「アクロス・ザ・ユニバース」のようないい曲の番になると、 なぜかだらけてしまい、軽い気分や実験だという気持ちになってしまう。 無意識の破壊工作だよ」も同じ本にある。 また四人でレコーディングすることはありますか?ときかれ「ヨーコとは レコーディングするつもりだけどエゴマニアック egomaniac とレコーディング することはもうありません。最近では(1970年の段階)ポールと一緒に レコーディングするのは一枚のアルバムで一曲しかありません」ここを読むと ジョンがポールをエゴマニアックつまり自分のことしか考えない人間だと 思っていたことが分かる。 かなり面白い本である。 : ホワイトアルバムさん [sage] 2019/04/02(火) 12:57:36.91ID:???0 面白いのは、こういったインタビューを読むといかにもジョンはビートルズのメンバーを 嫌いなのだと思ってしまうが、にもかかわらずジョンは「はっきりさせておこう。僕はジョージの 本にはちょっと腹を立ててはいるけれど、誤解しないでくれよ。僕はまだ彼らのことは大好き なんだ。ビートルズは終わった。でも、ジョン、ポール、ジョージ、リンゴの関係は 続いているんだ。ジョージの本に憤慨しているからといってそれだけが僕の気持ちのすべて というわけじゃない。わかるかい?僕は彼らが好きだ。それだけだ。いいか?(笑)」 とある。 ジョンは彼らのこと、嫌なところもある奴だと腹を立てながら、しかし仲間意識だけは捨てず に持っていたようである。十代から二十代までずっと一緒に旅したり曲作りをしていた人間と いうのは簡単には割り切れない感情があるのかもしれない。 : ホワイトアルバムさん [sage] 2019/04/02(火) 15:28:59.53ID:???0 えっ? ビートルズ奇想天外抱腹絶倒物語 : ホワイトアルバムさん [sage] 2019/04/03(水) 07:08:43.89ID:???0 自分も「ビートルズ大百科」は読み込んだ。 人生で最も開いた本かもしれない。 「回想するジョン・レノン」もたしかに面白かった。 講談社文庫の「ビートルズで英語を学ぼう」も、読み物として面白かったけど、 音楽ド素人の筆者の主観が激しい。 大人になって読んだものでは、エメリック本かな。 ポール派なのでバイアス補正する必要あるけど、 かなり面白い本だ。 : ホワイトアルバムさん [sage] 2019/04/03(水) 16:34:12.95ID:???0 あんたもいいトシなんだろ? 一方の言い分だけを単純に信じないことだな : ホワイトアルバムさん [sage] 2019/04/03(水) 20:07:30.45ID:???0 映画let it be 中の前半across the universeの場面でポールはセンスの悪いハーモニーを つけている。またその次のdig a ponyではやる気なさそうにしている。いつもではなかったろうが ジョンの曲でやる気のないことがあったのはあそこで視える。ジョンの発言と合ってるので あれは根拠のない発言でもない。 : ホワイトアルバムさん [sage] 2019/04/03(水) 20:30:25.63ID:???0 あと『Lennon Remembers』について、初版1971年版と2000年版というのが、僕はただ翻訳が 新しくなっただけと思ってたんだけど、実は原著からして新しくテープから細かい部分まで 起こされていたことを後年まで知らなかった。そこは2000年版の序文にヤン・ウェナーが 書いてて。 《この新版を刊行するために、インタビューのオリジナル・テープは新たに書き起こされ、 最初に本にするにあたっては配慮(があったとは信じられない内容だが)によって削除した いくつかの細かい部分が復元され、当時の時間のなかった状況のなかで生まれたテープ 起こしのエラーが修正され、さらにはヨーコの多くのコメントがもとに戻り、インタビューの やりとりはテープに録音されたとおりの時間順へと整理された。》 とある。 最初の版で曖昧にされていた、そのために翻訳者も訳すのに明らかに苦労しただろう箇所 がある。旧版の178頁。 《ジョン:ビートルズはじつは自分である、ということをポールは見せたかったのでしょう。 ウェナー:『マッカートニー』というアルバムを発表することによってですか。 ジョン:そうだと思います。 ウェナー:そのことを聞かされたとき、ポールのやり方にはおどろかされましたか。 ジョン:非常におどろきました。もうちょっとひどいことをやるのではないかと思っていました けれど。》 原著p.122では John:I think he wanted to show he was the Beatles. Wenner:By bringing out McCartney? John:I think so. Wenner:Were you surprised when you heard it, at what he had done? John:Very.I expected just a little more, となっている。 : ホワイトアルバムさん [sage] 2019/04/03(水) 20:51:56.95ID:???0 初版では、「ポールがソロ・アルバムを出すことで、自分こそがビートルズであることを 示そうとした」、そうジョンは思った。「そういうポールのやり方に驚いたか?」と訊かれ、「本当に 驚いた。しかしもうちょっとひどいことをやるのではないかと思った」という翻訳になっている。 実際、そう訳して行く他ない文である。 しかし、2000年版原著ではそこがテープ通りに復元され、こうなっている。 John:I think he wanted to show he was the Beatles. Wenner:By bringing out McCatney? John:I think so. Wenner:Were you surprised when you heard it? At what he had done? John;Yeah,I was surprised it was so poor. I expected just a little more. と遥かにジョンの発言が具体的になっている。実はジョンはポールのソロ・アルバムについて、 簡潔に批評をしていたのである。so poor「非常に貧乏臭い」と。「もうちょっとましかと期待 していた」と。ここが1971年版ではおそらく配慮されて曖昧化されていたのだと思う。 日本版178頁ではこう訳されている。 《ジョン:自分がビートルズなのだということを示したかったのでしょう。 ウェナー:『マッカートニー』というアルバムを発表することによってですか。 ジョン:そうだと思います。 ウェナー:そのアルバムを聴いて、驚きましたか。ポールのやり方にたいしても。 ジョン:ええ。内容のひどさには驚きました。もうちょっとましかと思っていましたけれど。》 ここは調べていて、当時の解散直後のもめ事をさらに増やすことになるのではとの 配慮がされていたのだろうと思え、しかし、時代は変わり、ジョンという人の舌鋒の鋭さ が復元されるようになったのは良かったし、実際の発言が読めるようなって良かったと 思いました。 : ホワイトアルバムさん [sage] 2019/04/03(水) 22:12:53.86ID:???0 「レコーディングセッション」174ページに引用されているマーティンの発言 「あるインタビュー(ローリングストーン誌が行なった1970年のインタビュー)で 彼は私を含むあらゆる人たちをけなしていた。あのことは今でも許せないほどだ。 まったく不当な非難でね。1974年にハリウッドで彼に会い、夕食を共にしたとき、 『君は私などに会いたくないんじゃないのかい、ジョン』と言ってやったよ。 すると彼は、『やめてくれよ、ジョージ! ああいう発言をするのは、 僕がどうかしているときなんだ。真に受けないでほしいな』と答えた。 まあ一種の謝罪だから、ありがたく聞いたよ。」 : ホワイトアルバムさん [sage] 2019/04/03(水) 22:15:35.92ID:???0 wikiより レノンは「ポールの悪口を言っていいのは俺だけだ。他の奴が言うのは許さない」と発言した。 ハリー・ニルソンや秘書・メイ・パンにでさえ、ポールの悪口を言うことは許さなかったという。 また殺害された1980年12月8日(月)取材にて「人生のうちで2回、すばらしい選択をした。 ポールとヨーコだ。それはとてもよい選択だった。」[と述べている。
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