ttp://https://ncode.syosetu.com/n1779eq/ 👀Rock54: Caution(BBR-MD5:0be20a4887bc3d3353f527d3636c44e3)
日本の田舎に住む働かなくても生きていけるという勝ち組のニートだった。
それが何でこの剣と魔法のあるファンタジー世界にいるのかというと、《勇者召喚》に巻き込まれちゃたからだ。
ネット小説をよく読んでいたからこういうテンプレ系の物は片っ端から読んでいたが、まさかリアルで起こるとは思ってもみなかった。
しかも、勇者じゃなくてよくある巻き込まれのただの人だなんてな……。
で、《勇者召喚》の儀式を執り行ったのはアブリカルビ王国という国だった。
なんか、おいしそうな国名だよな。
アブリカルビゲームも一時期はやったよな。
アブリカルビ、アブリカルビ、アルビカブリ…………
間違えた……………
おっと話がそれた。今は勇者召喚について話す時間だからな。
召喚した勇者は20人だったはずなのに、21人現れたものだからその場にいたお偉いさん方みんな困惑顔だった。
だけどさ、言いたいよ。お前らはクラスごと召喚でもやろうとしてんのか！ならなんで皆年齢が違うの？とか。
あとさ、ひとり人数が多いだけで一体なんで困惑すんだよ！
20人も21人もだいたい一緒だっつーの。
それなのにいきなり「勇者様！」だもんな。
ネット小説読み込んでた俺はすぐに勇者召喚だってピンときたけど。
勇者様なんて呼ばれたから、正直ちょっとだけ、本当にちょっとだけ期待してたんだぜ。
もしかして俺は勇者だったりとか。
それはすぐに期待はずれだったことが判明しちゃったけど………
なんたって召喚された俺たちはその場でステータスの鑑定が執り行われたからな。
何でも鑑定の魔道具という占い師が使うような水晶玉で調べられた。
そのステータスの鑑定で、俺以外の人たちは、職業欄に『異世界からやって来た勇者様』ってなってたのに、俺だけ『勇者召喚に巻き込まれた遊び人』ってなってるんだもんな。
おかしいだろ！確かに日本ではネトゲとかしまくってたけど……遊びまくってたけど……………。
しかも、体力とか魔力とかが他の人達は３００から５００ぐらいあるのに対して、俺は１００だった。
で、この世界の平均は１００だから俺は|THE《ザ》凡人らしい。
王様曰く君みたいな凡人は、初めて見た。素晴らしい！…………ってことらしい。
それはほめてんのか……？
それに、スキルの数も俺は他の人達より少なかったし、またもや普通らしい。
異世界から来た人は必ずもっている、スキルの鑑定と言語翻訳のほかに、あいつらは空間転移とか聖魔法とかアイテムボックスとかその場にいたお偉いさんたちが驚愕するほどのスキルを持っていた。
それに加えて火、水、雷、土、風、氷、光、闇、そして無属性の魔法のスキルも持っていたのだ。
まさにチートという言葉がぴったりだ。
というか多くない………
対して俺のはというと『防災グッズ』だ。
いやいや、なんじゃそりゃって感じだぜ。
そりゃ防災グッズが何かは分かるよ。
というか分からないやつなんておかしいし……
だけどスキルだぜ、ス・キ・ル。
なんで、防災グッズをスキルにしちゃうかね？
防災グッズって物だよ。
王様達には何のこっちゃさっぱりわからん状態だし、勇者達には笑われるしで、このスキルのおかげですぐさまポンコツ扱いになったよ。
(というかこの世界防災グッズないのか？)
まぁ、それでも『勇者召喚』でこっちの世界に召喚されたのは間違いないから、責任を取るとかで王様と話せたんだけどさ。
王様いわく、
・魔王がこの国を支配しようと幾度も攻めこんできている
・今は何とか食い止めているが、それもいつまで持つのかわからない。
・そんな状態でこの国の民は苦しんでいる
・すがる思いで勇者召喚をやった。
・勝手に召喚したくせに図々しいがどうか私たちの国を救ってほしい。
・帰る方法は知っている。
聞いたとき帰る方法知ってんのかい！って思いっきり突っ込んでしまった………
いや、普通はさ、魔王が知ってる。みたいな感じじゃん。
なのになんでこいつらが知ってるかね……
勇者召喚のイメージぶち壊しだよ……
そうしてら王様が帰るか？と聞いてきたんだよ。
でもさ、せっかく来たんだから遊びたいじゃん。
だから、帰りたくないって言ったら、ならすまんがお主がいても役に立たないから出てってもらえんか？金はやるから……と言われた。
まぁ、はいと言ったけど、まさかど直球で出ていってくれとか言われるなんてな……
いや、まぁ出ていくつもりだったけどな……正直俺の心はボロボロになった。
あ、言っとくけど、王様はイケメンで素直な好青年だったから。
素直すぎてど直球で物を言ってたけど……
言葉が使いはおじちゃんみたいだったけど俺と歳は大差ないだろう。
ってそんな話は関係ない。
まぁこんなことがあって今、王都を歩いてるのだ。
僕はあぁやはり本気なんだなと思った
小さな街が見えてきた
「よし今日はここに泊まるか」
寧ろ逆にスパーダモンを大切にするよ、他に別にスパーダモンを大事にするよ、例え仮に其れでもスパーダモンを重視するよ、特にスパーダモンを尊敬するよ、もしもスパーダモンを褒めるよ
十中八九スパーダモンを希望するよ、森羅万象スパーダモンを渇望するよ、無我夢中スパーダモンを要望するよ、五里霧中スパーダモンを切望するよ、天上天下スパーダモンを熱望するよ、是非ともスパーダモンを祈願するよ
必ずスパーダモンに決定だよ、絶対にスパーダモンに限定だよ、確実にスパーダモンに指定だよ、十割スパーダモンに認定だよ、100%スパーダモンに確定だよ
当然スパーダモンは斬新奇抜だよ、無論スパーダモンは新機軸だよ、勿論スパーダモンは個性的だよ、一応スパーダモンは画期的だよ、多分スパーダモンは独創的だよ
スパーダモンは強いよ、スパーダモンは強力だよ、スパーダモンは強大だよ、スパーダモンは強者だよ、スパーダモンは強靭だよ、スパーダモンは強烈だよ
スパーダモンは強剛だよ、スパーダモンは強豪だよ
スパーダモンの全勝、スパーダモンの完勝、スパーダモンの必勝、スパーダモンの奇勝、スパーダモンの連勝、スパーダモンの戦勝、スパーダモンの制勝
スパーダモンの優勝、スパーダモンの圧勝、スパーダモンの楽勝、スパーダモンの完全勝利、スパーダモンの大勝利、スパーダモンの勝利、スパーダモンの勝ち
スパーダモン最高、スパーダモン最強、スパーダモン無敵、スパーダモン無双、スパーダモン至高、スパーダモン至福、スパーダモン極上、スパーダモン一位、スパーダモン一番
スパーダモン一等賞、スパーダモンNo. 1、スパーダモン満員御礼、スパーダモン商売繁盛、スパーダモン千客万来、スパーダモン一攫千金、スパーダモン一心不乱、スパーダモン一生懸命
なぜなろうには作文書けない池沼が集まるのか
